ボナブロ

アメリカ人夫・2人の息子と大阪在住。限られた人生、やりたいと思ったことはやれる範囲で挑戦していくボナーラの記録です。

4人に1人が新年の抱負を1週間以内に手放す!?「メンタルが強い人がやめた13の習慣」で学ぶ目標達成のコツ

いつの間にか年が明けてた!

昨年初めに立てた目標は、達成しましたか?

え?今年の新年の抱負、覚えてすらない?(私のことです)

「メンタルが強い人がやめた13の習慣」にあった目標達成の極意を読むと、できそうな気になってきたので紹介します。

 

 

 

新年の誓いは、4人に1人が1週間以内に諦めている?!

本の中で紹介されていた調査によると、1972年には4人に1人が15週間以内に新年誓いを諦め、1989年には4人に1人が1週間以内に諦めているそうです。

便利な世の中になると共に、忍耐力がなくなっている現代人。2020年に同じ調査があれば、もっとひどい結果になりそうですね。。。

 

「すぐに結果を求める習慣」が目標達成を妨げる

忍耐力がなくなっている現代人はすぐに結果を求めがち。

例えばダイエットを始めて2、3週間で目に見えた効果が表れないと、焦って絶食など極端な方向に走る。それも長くは続かず、「やっぱりダイエットなんて無理〜。」と放棄する。

 

・・・。

私のことですが何か?

 

目標達成に取り組んでもすぐに効果が現れないと、十分な努力をしないうちに投げ出してしまうことは多いはず。

著者はこうした「すぐに結果を求める習慣」が目標達成の妨げになると述べています。

こうした悪しき習慣を捨て去り、目標達成を実現するためには、まず現実的な目標作りが必要だそうです。

 

現実的な目標を!

理想をベースに目標を作ってはいけません。

 

・5月にダイエットを始めて水着の似合う身体になる。

・新年から勉強を始めて3月のTOEICで900点以上を叩きだす。

巷ではこうしたすぐ結果の出る謳い文句のハウツー本が出回っていますが、本当に達成できた人は何人いるのでしょうか?

 

人は「簡単に変われる」「すぐに結果が得られる」と現実離れした期待を抱きがち。

 

実際、人が変化するのは考えているよりずーっと難しいもの。

様々な障害が起こることを見越して、長期にわたってモチベーションを保てる現実的な目標を持つことが重要です。

 

おおよその期限をつけるのはいいけど、目標に明確な期限はつけないこと
結果が出る時期には多くの要因が絡むことを理解し、柔軟に対応できるようにしましょう。

そして目標そのものよりも重要になってくるのが、目標達成のための計画です!

 

 目標のために変わる準備をする!

 目標達成に向けて、変化のために準備することが何より重要だと著者は述べています。

 

ほとんどの新年の誓いが果たされずに終わるのは、「新年だから変わろう」と考えたせい。変化を起こす準備ができていないと、変化を維持することはできない。

 

では具体的に変化のための準備とはどういうものか?

本から引用します。

 

1. 30日間の目標を設定する。

人はすべて一気に変えようとしがちだが、まず専念したい目標を1つ掲げよう。1か月でどう変化したいのか、現実的な望みを抱くこと。

 

2. 1日単位の行動変化を明らかにする。

目標に近づくために、1日単位でできることを少なくともひとつ、設定しよう。

 

3. 障害物を予測する。

これから出てくる課題にどう対処するか、計画しておこう。前もって準備すれば、順調に進んでいける。

 

4. 説明責任の果たす。

人が最も力を発揮するのは、進歩についての説明責任を果たしているとき。あなたを支え、進捗ぶりを一緒にチェックしてくれる家族や友達の助けを借りよう。毎日の進捗を書きとめ、自分自身への説明責任を果たすこと。

 

5. 進捗を観察する。

進み具合をどのように記録するか決めること。毎日の取り組みと達成した内容を記録しておくと、モチベーションを保てるので、変化を維持しやすい。

 

個人的には、障害物の対策がけっこうキモになるんじゃないかと思います。

急な予定変更や忙しさだったり、目標に向かって誰でも順調にまっすぐ進んでいけるわけではないですよね。

そうしたイレギュラーな事が起こったときにどうするか、あらかじめ対策しておく必要があります。

 

 進捗を評価する方法をあらかじめ考える

「5. 進捗を確認する」について、進捗を評価するために以下の問いを投げかけて、考えておきましょう。

 

・取り組みが効果を上げている、と知る方法は?

・初期の目標を達成する、現実的な期限とは?

・1週間、1ヵ月、半年、1年で期待できる、現実的な結果とは?

・目標に向かって順調に進んでいる、と知る方法は?

 

 

目標達成に向けての道は、順調とは限りません。

ときに途方にくれたり、投げ出しそうにまったり。

あらかじめ進捗を確認する方法を考えておけば、自分が今どこにいるか確認でき、モチベーションの維持につながります。

 

 「メンタルが強い人がやめた13の習慣」について

心理療法士であり、自身も23歳の時に母、26歳の時に夫に相次いで先立たれるという不幸から這い上がった著者が、心を強くするために手放すべき習慣をまとめた本です。

今回は、「すぐに結果を求める習慣」「現状維持の習慣」を参考にしています。

具体例が多くて分かりやすい本でした。

 

まとめ

まずは現実的な目標を立てること。

そして目標に向けた変化のための準備を行うこと。

さらにモチベーション維持のためのに、進捗の評価方法もあらかじめ考えておくことが重要です。