1/6はキリスト教の公現祭の日。
一足お先にドンクで買ったガレット・デ・ロワを頂きました!
公現祭とは何か?公現祭のスイーツ、ガレットデロワとは?国による違いを紹介します!
公現祭(エピファニー)とは?
毎年1月6日、キリスト教の祝日です。
元々はイエスの洗礼を祝うものでしたが、今は3人の王の参拝を記念する日という意味合いが強く、国によっては「3賢者の日」とも呼ばれています。
新約聖書でイエス誕生の場面、3人の王(博士や学者ともいう)がイエスの元へ贈り物を届けるのをご存じでしょうか。
公現祭(エピファニー)は、この3人の王を記念する日としてヨーロッパ、アメリカ、ラテンアメリカ等のキリスト教徒の間でお祝いされています。
国によって違う公現祭のお菓子
国によってお祭りがあったり、習慣があったりお祝いの仕方は様々。
ですが公現祭にちなんだお菓子を食べるのは、各国共通のようです。
最近日本でも公現祭の時期に置かれるようになったガレット・デ・ロワ。
これはフランス北部で食べられるパイ。
一方フランス南部、メキシコ、アメリカではパンが定番。
メキシコでは「ロスカ・デ・レジェス」、アメリカでは「キングケーキ」と呼ばれています。
写真はメキシコ系の夫の実家へ里帰りしたときに食べたロスカ。
この時期定番のお菓子なのでスーパーやベーカリーなどで、簡単に手に入ります。
他のヨーロッパ諸国では、また違ったお菓子が食べられているそう。
同じ祝日でも国独自の文化があって面白い!
ドンクでガレット・デ・ロワを購入!
夫のリクエストでロスカ・デ・レジェスを探したのですが、堺では見つけられず・・。
代わりに最近百貨店などで置かれるようになったガレット・デ・ロワを買ってフランス式の公現祭を楽しむことにしました。
ミニクロワッサンで有名なドンクにガレット・デ・ロワがありました!
年末~1/12まで販売しているそうです。価格は税抜き2,000円。
パッケージには、3人の王がイエスに贈り物を届ける様子が。
ガレット・デ・ロワを食べる際、定番のゲームがあります(後述します)
パッケージの上部は切り離せるようになっていて、ゲームで使う紙の王冠が作れるようになっています。
開封の儀。
リーフ柄が特徴な素朴なパイです。
と、ここでパッケージの原材料を改めて見てみると、
バター、小麦粉、粉糖、卵、アーモンドパウダー、食塩、洋酒、アーモンド、砂糖、加糖卵黄、香料。
えっ!?保存料が入っていない!
全国展開しているお店の焼き菓子で保存料が入ってないって珍しいですよね?
ちょっと好感度UP。
ちなみに賞味期限は購入日の2日後でした。
切り分けの儀。
早速頂きました!
バターの味が濃くておいしいです。
表面の生地はサクサクしていますが、中はシットリ。
材料がシンプルな分、老若男女問わず美味しく食べられる味だと思います。
4歳の息子も気に入ってパクパク食べていました。
8等分して1個ずつ食べていたのですが、美味しかったのでついもう1つ・・・。
しかし10分後、後悔。
♪心は永遠の17歳(胃腸はしっかり3●歳)
♪バターの潜在能力(なめてた)
つい口ずさんだよね。
後から気付きましたがオーブントースターで温めて食べるとよりおいしいそうです。
説明書を後から読むタイプですが、今回はその性格が裏目に出ました。(表目に出たことが過去あったのだろうか)
ガレット・デ・ロワのゲーム
ガレット・デ・ロワを食べる際、お決まりのゲームがあります。
豆がガデワ(もういい加減長いので勝手に略します)にあらかじめ1粒仕込まれています。
切り分けたガデワに豆が入っていた人が王様。
いわばフランス流の王様ゲームですね。
ただし日本の王様ゲームと違うのは、「じゃあ4番が王様のほっぺにチュー!」なんてゲスなこと言いません。
ガデワで王様に選ばれた人にはその年幸運が訪れるそうです。フワッとしてますね。
ちなみにアメリカやメキシコではアーモンドではなく、小さい赤ちゃんの人形が定番。
そして赤ちゃんが入っていた人は、その場にいる全員に食事をおごるというルール。
所変われば品変わる。
国が変われば、幸運が訪れる王様もいれば、ゲス極まる王様、金づる対象の王様まで様々です。
ドンクのガデワはアーモンドが1粒入っていました。
夫が引き当てた時点で、アメリカ・メキシコのルールにのっとりました。
なに食べようかな~。
まとめ
1/6はキリスト教の祝日、公現祭。
フランス流の公現祭スイーツ、ガレット・デ・ロワは百貨店やベーカリーなどで日本でも広がってきています。
ドンクのガレット・デ・ロワもバターがきいてて美味!しかし2個以上の服用は胃腸としっかり相談だ!
親戚や友人も集まれば、豆を引き当てるゲームも盛り上がると思います!