いや~明けた明けた。
ようやく令和1年と書類に書くのが慣れ始めた頃に令和2年を迎えてしまいました。
ところでジワジワとアートメイクが気になっています。
発端は、昨年11月。
友人女子グループが家に遊びにきました。
そのうちの1人の顔が、なんか、なんかいつもと違う・・・。
なんていうか控えめに言って、クレヨンしんちゃん。
私が尋ねる前に、彼女はペラペラと自らしゃべりだしました。
「昨日、アートメイクしてきてん!」
アートメイクとは?
専用の器具を使って染料をつけた針を皮膚に刺し、眉やアイラインなどを描く施術。2~3回にわけ、染料を表皮から0.03ミリ以内の浅い層に入れるのが一般的な手法。入れ墨と同じだが、より深い真皮には染料を入れないため、2~3年で薄くなる。厚生労働省が2001年、医療行為にあたり「医師または医師の指示を受けた看護師以外の施術は医師法に違反する」と通知した。
コトバンク(https://kotobank.jp/)より引用。
最近、30代の女性を中心に需要が増えてきているとか。
うん、うん。分かる。
10代、20代ではまだ楽しかった化粧も、30を過ぎるとめんどくさい以外の何物でもない。
化粧する時間があればその分寝ていたいし、子供ができればなおのこと。
朝の時間、1分1秒でも惜しいのよね~。
かくいう私も出勤時は可能な限りノーメイク(そこそこ都会に事務所があるというのに)
といってもファンデと眉毛は必須。
ファンデは乗せないと、顔色悪すぎて通勤途中に救急車を呼ばれてしまい、「この土気色の顔色は肝臓または腎臓の機能が低下しているからではありません!元々こういう顔なんです(涙)」と説明するハメになるし、眉毛を書かないと脱走中の女囚と勘違いされて警察を呼ばれる恐れがある。
ファンデは塗るだけだが、この眉毛書きという作業がなかなかの曲者。
太さ、長さ、左右対称など1つでも損なわれると、その日1日のテンションを左右されかねない、集中力とクリエイティビティを要する作業なのだ。
眉毛を書きはじめて早18年。
つか18年って。赤ちゃんやったら選挙権もらってるわ。
そんな私の腕をもってしても、納得のいく作品には1週間に2度ほどしかお目にかかれない。
そんな訳でアートメイクほやほやの友人に興味深々の私。
私「それってどれぐらい持つの?」
友人「2、3年だよー。あと年に1回ぐらいメンテナンスに行かないといけないよ。」
私「痛かった?」
友人「私は全然痛くなかった!ウトウトしたぐらい。」
私「形はどうやった決めるの?」
友人「お店でも提案してくれるけど、私は理想の眉の海外セレブの画像を持っていったよ。お店で見せたら、これだと濃すぎるからスッピンのときに浮いちゃうよ、って言われたわ。濃くするのは後からでもできるから、始めは薄めに入れて様子見てみようって言われたよ。スッピンでもフルメイクでもいける濃さにしてもらったよー。」
私「今、クレしん状態になってるけど・・・?」
友人「これは直後だけで、1週間ぐらいで落ち着くらしいよ。」
ほうほう。
眉毛の形も流行で変わるし、2~3年で落ちるならちょうどいいかも?
彼女の話を聞いて、別の友人(幼稚園児の子持ち)もアートメイクをしたらしい。
おらもやりたくなってきたゾ。
で、肝心のお値段は?
友人「8万ぐらいかな。」
8万円・・・!
うーん、まぁ予想はしてたけど、8万、8万かぁ。
安い時期ならJALの関空⇔LA便とれちゃうなぁ。
毎日の5分程度の手間と引き換えに8万。
まぁなに?化粧をすることで、気持ちが引き締まる的なとこもあるし?
まだ右手一本でやっていきたいっていうか、手作りの方が愛情が伝わるっていうか。
8万という金額におののき、自分とは無関係だと思っていましたその時は。
しかしそれから2か月経ってもアートメイクの事が頭から離れないっ!
胸のワンルーム住み着いた君なの!
インスタでついつい彼女の画像を見てしまう。
彼女をっていうか眉毛を。
年末年始を海外で過ごした彼女。
キレイ。眉キレイ。
早朝でも風呂上りでも眉毛きれいなんだろうなぁ。
雨が降ろうが槍が降ろうが一定の美しい眉なんだとうなぁ、イイナァ。
そんなわけで、「毎日5分の手間」と「8万円」の天秤が徐々に傾きつつあります。
経験上、こういう迷いがあるときは最終的にやってまうんですよね。
2020年遂にスミ入れちゃうのかどうなのか。
まだまだ葛藤は続きますが、近い将来やっちまうんじゃねぇかと予想しています。