前回、語学留学先のアメリカ、アリゾナ州で灼熱の砂漠地帯を選んでしまいました。
住んでるところの最寄りのガソリンスタンド(アメリカのガソリンスタンドはコンビニのような品ぞろえ)まで700mほどで、そこに水やトイレットペーパーを買いにいくのも命がけだった(笑)
さて肝心の語学学校はどうだったか?
レベルは1~8まであって、私は真ん中のレベル5。
ちなみにレベル1はアルファベットが読めるぐらい。
1クラス15人ほど。
3ヵ月に1度クラス替えがあり、成績に問題なければ次のレベルに移ります。
私は約1年通い、レベル5→6→7→8と進んでいった。
クラスのほとんどが中国人!しかも高校卒業したての若い子ばかり!(私は当時25)
私の通う語学学校は大学付属の学校。
中国人学生のほとんど全員が、この大学に入学するため語学学校に通っていたのだ。
(語学学校からだと入学が容易くなるらしい。)
中国人以外だと、私の他に日本人、韓国人、メキシコ人、コロンビア人、ペルー人、モーリシャス人、カザフスタン人など。年齢もマチマチで、仕事や生活のための英語習得が目的だった。
圧倒的多数の中国人に押され、少数派グループで仲間意識が芽生え仲良くなった(笑)
授業ではグループワークも多く、クラスメートとコミュニケーション取る機会が多かったので、中国人の子たちともよく話すようになった。
話してみると、彼らは皆スレてないというか純粋というか、とにかく素直ないい子たちばかりだった。
そしてクラス全員で仲良くなったころにクラス替えがある(涙)
TOEFLの必要点数をとれば大学入学が可能になる。
せっかく仲良くなった子たちの大学入学が続々と決まり、学校をやめてしまって寂しかった。
まぁ語学学校も同じキャンパス内にあるので、その後もちょいちょい遊んだ。
久しぶりに通ってた学校のFacabook見に行ったら、10年経った今アラブ系99%ぐらいになってた。
何でこのように出身国の隔たりがあるかというと、留学はお金がかかるから。
アメリカの大学は学費だけで年に200万~1000万、さらに生活費、保険もかかってくる。
優秀なら奨学金もあるけど、自費で留学するのは景気のよい国の富裕層だけ。
(逆に昔は日本人が多かったらしい)
中国人もアラブ系生徒もアメリカの大学学位を目指してるのだけど、アラブ人は語学学校に居座る(?)傾向にあった。
その理由は推測だけど、留学費用の出所にあるのだと思う。
中国人の生徒はほとんどが親が費用を出している。
彼らもそれに感謝していて、早く大学入って勉強しようと頑張っていた。
一方でアラブ系のお金持ちは!
国から学費や生活費が支給されていたそうな。
クラスメートの話では生活費として月に30万、政府から支給(羨ま死)
そのため急いで大学へ入る必要もなく(大学の勉強の方が語学学校より大変だからね)ゆっくり英語を習得し、大学へ入学していた。
そのため上のレベルに行くほどアラブ系率が上がった。
私は語学留学で色んな国の人と話したいと思っていたので、生徒のバラエティさを気を付けておけばよかったなぁと思いました。
公表していない学校も多いけど、今は大抵SNSで情報発信していて生徒の写真を見れたりするのである程度判断の目安になるかも。