ボナブロ

アメリカ人夫・2人の息子と大阪在住。限られた人生、やりたいと思ったことはやれる範囲で挑戦していくボナーラの記録です。

漫画【ダンス・ダンス・ダンスール13巻】感想 ※ネタバレあり

男子バレエのスポ根漫画「ダンス・ダンス・ダンスール 」15巻の感想です!

 いつもスターやブクマコメントをして下さる皆さん、ありがとう。
漫画の感想は基本読んでない人を置いていくスタイルなので、もうスルーしちゃってください(笑)


本格的にコンテンポラリーダンス編に突入しました!

完全な形を目指すクラシックバレエとは異なり、自由でダンサーの全てがさらけ出されるコンテ。
軽い気持ちで岩井先生に「全てをさらけ出すこと」を約束した潤平ですが、15巻ではそのプロセスにあがく姿が描かれています。


海咲と響


「眠り」の公演シーンがありました!
海咲の葛藤と乗り越えについて、けっこうアッサリで残念。。
海咲・響ペアが好きなので、詳しく背景知りたかったな〜。
そしてまさかの玉緒ちゃんに振られたこと引きずってたんですね。琵琶湖に思いは沈めてこたのかと思ってたわ。
響にまでイジられてるし。
2人がいいパートナーになってきていて嬉しいわ〜。


響の堂々とした美しさ!
そして反対していたお父さんがハラハラ涙を流すシーンが割とアッサリ描かれてましたが、嬉しかった〜!
全巻の綾子さんの説得の甲斐あって見に来たのかな??
無事入団、(ロシア留学も?)実現しそうでよかったです!


岩井先生のコンテ指導


バシュラールと岩井先生のコンテDVDの内容が・・・?
えっ。これって2人は実際そういう関係だったって事でOK?
最後の影絵の手遊びは実際にありそうでいい感じでしたね。
「岩井先生とバシュラール先生のダンスを、観て・・・」という潤平の言葉に反応する中村先生からして、団の中では有名な話だったりして。

 


純平の葛藤

 

「芸術」というものは、心病むものには救いとなり、心健やかなものには問題提起となる。

 
そんな中村先生、潤平のコンテを見て過去の挫折やコンプレックスが湧き上がってきます。
容姿や海外での挫折など、いつか詳しく触れられるといいなー。

本当この漫画は登場人物全員人間らしくて好き!


魂を削り芸術を体現する、真の踊る歓びを知って欲しい。そこで振り付けもやっと「作品」になる。


前巻でコンクール用の振り付けか、振付家としての作品を踊るのか問われた潤平ですが、ここでその意味が分かってきますね〜。
自分の経験や想いを、踊りを通じて訴えかけることができるのか。


少し脱線しますが、「ブルーピリオド」という別の漫画を読んでるんですけどね。

 リア充高校生が突然絵画に目覚め東京藝大を受験する話なんですけど、この主人公が潤平とかぶるんですよねー。
クラスの人気者で、なんでも器用にこなすんですが、絵画に関しては全くの初心者なのでライバル達に追いつくため、猛烈な努力でカバーしていきます。


ブルーピリオドの主人公も芸術とは何か、という疑問に向き合います。
そしてテーマを自分で消化し、自分の想いを技術を持って表現することを学んでいくんですよ。


絵と踊り、手段は違えど、自らの想いを表現するという目的では同じなんだなー。


私自身、芸術とは程遠い生活ですが、漫画を通してアートの世界の見方が変わりました。
思っていたよりずっと人間味溢れる世界なんですよね。
こんな気付きを与えてくれる、やっぱり漫画っていいなぁ。(しみじみ)


ついにあの人登場!


最後に潤平がバレエに興味を持つキッカケとなった憧れのブランコが登場しました!!
わぁ〜出てこないと思ってた!


次巻で潤平と絡みあるのかなぁ?
嬉しいけど、ブランコが出てくると何だかクライマックスが近づいてきたようで、ちょっと寂しい。


潤平渾身のコンテ発表の反応が気になる16巻は2020/03/12発売だそうです!!


これで3月まで生きる目的ができた。


にしても見てて嫌悪感を感じる踊りってどんなんなんだろ。

 

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