ダンス・ダンス・ダンスール13巻が発売されました!
!今回は思いっきりネタバレした上での感想なので、未読の方はご注意下さいね!
こちら5/10に発売されていたようなのですが、最近バタバタしていて気付いたのが10日後。。。
私としたことが_| ̄|○
13巻の感想は、とにかく
響!響!
よかったよ響!!!
前巻では、コンプレックス少女だった彼女。
「オーディションまで待てない。次で決める。」
言いのけたー!!
そして有言実行!
かっこいい!!
しかも、結果については感動!
じゃなくて、まさかのなんで2日とも私達じゃないの?
笑
うん、いいと思う。
こうでなくちゃ!!
ここまで言ってのけるなんて清々しい!
千鶴さんを彷彿とさせます。
思わず止めに入る海咲もいいですね。
バレエ鑑賞では語り合ってたし、海咲の野望通り、響を引き出すパートナーになりそう。
残念だったのは、出演を決めた響と海咲のバレエが描かれなかったことでしょうか。
響の言葉で海咲のバレエがどう変化したか、気になるところでありました。
といっても本巻の主役は潤平と夏姫。
夏姫のバレエについては、今まで細かい描写はなく、とりあえず努力家、めちゃめちゃうまいという認識。
YAGPグランプリ(これちょっといきなりでビックリしたけど)から、響の才を目の当たりにし、一気に現実を思い知らされます。
といっても夏姫13歳、響18歳だけどね。
わっかいなぁ。
前にテレビでロシアの団に入った元日本人女性が出ていました。
元というのは、彼女は国籍を日本からロシアに移したんですね。
ロシアでバレエダンサーは、名誉と共に地位もかなり高い。
彼女はもう引退しているんですが、国から豊かに暮らせるほどの特別年金が支給されているとか。
(確かまだ30代だったはず)
確かにバレエによって学業は犠牲にしないといけない。
しかし引退が早い分、いくらでもその後の人生、挽回の余地ありますよね。
前巻では大和の夢破れてしまいました。
しかし、一度挫折を思い出した人間は強い!!
大和も自分の道を見つけてほしいし、夏姫の活躍も楽しみです!
そして自分より夏姫が選ばれないことに抵抗感を感じる潤平。
自分が絶対と信じるものが落ち目になったり、否定されたりすることは、時に自分のことより辛いもの。
潤平と夏姫の関係は恋愛に発展するのでしょうか。
子供バレエのときなんかは、3角関係にドキドキしたものですが、今となっては潤平の言葉通り「そんなんじゃない」関係の方がいいように思いますね。
純粋に高みを目指す者同士の間柄でいてほしい、とおばちゃんは思いますよ。
余談ですが、表紙の響が綾子さんに見えた!
読書メーターの感想見てると、他にもそういう人がいました。
うんうん、見えるよね。
響が化粧映えするシーンがありますが、ということは綾子さん・・・?(笑)
私がダンスールで1番好きなキャラは綾子さんです。
初回登場時、潤平のバレエを「アートではない。」とぶった切った綾子さん。
今思えば純平がクラシックバレエの本質を知るキッカケとなるのですが、当時はやり手ババアの印象が強かったですね。
しかし潤平が生川のスクールに通い出し、綾子さんのバレエへの愛や情熱、日本の団を海外に認めさせたいという想い、時に荒療治ながら団員の能力を高めようとする姿勢。(子供バレエ編が一番好き)
あの細い目で一人一人の事をよく見ています。
綾子さんの現役ダンサー時代の話はまだないけど、これから出てくるのを期待しています。
14巻は、潤平のYAGPの準備が始まります!
コンテンポラリーダンスも掘り下げられるようで楽しみだ♪
14巻は8月5日発売予定!
忘れないようにしないと・・・。
12巻の感想はこちらです♪