妊娠初期の検診で、「貧血」と診断されました。
貧血、昔っからなんですけど、普通に生活できてるし基本放置。。
しかし大量出血の恐れがある出産を控えた妊婦はそうはいかず。
出産までに正常値にならないといけません。
私は鉄欠乏性貧血のため、貧血解消の手段はもっぱら鉄分補給。
病院で鉄分注射を受け、鉄剤を処方されました。
以前も鉄剤(錠剤)は飲んだことがあるのですが、胃のむかつき等の副作用がひどかったんですよ。
先生に相談すると、
「顆粒で試してみる?」
人によっては顆粒の鉄剤だと副作用が起こりにくいそう。
顆粒の鉄剤を試してみることにしました。
顆粒状鉄剤「フェロミア」
フェロミア顆粒という薬です。
朝・夕食後服用ですが、朝は電車に乗るため副作用が怖い。
まずは様子を見ようと、夕食後にトライ!
う
うぉえぇぇぇぇ
いやもう何て言うか
ゲロマズ。
これモロ血の味なんですよ。
そして多分血の味をごまかそうと、甘み(子供用歯磨き粉みたいな)が追加されてるんですが、
でもそんなの関係ねぇ!
※よしおと見せかけて、トンガ旗手ピタ・タウファトファさん。よしお似。
出典:
https://www.asahi.com/articles/ASJ864HSCJ86UHBI018.html
錠剤はすぐにゴクッと飲んじゃうんで、あまり味を感じたことがなかったんです。
しかし顆粒は表面積が大きいためか、口の中いっぱいに味が広まります(泣)
あわてて水をガブ飲みするも、なかなか後味が消えないんですよ。
もう初日はヒーヒー言って苦しみ。
でもせっかく購入したし、別の薬を処方してもらうために病院に行くのは面倒だし、当面続けることにしました。
顆粒の上手な飲み方
色々試して、どうしたら味を感じる前に飲みきれるか編み出しました。
1. まずなるべく舌の奥の方に薬をセット。
(下の真ん中や先端は味を感じやすいです。できる限りノドの近くの舌の上に置いて下さい。)
2. ”薬を飲む”ではなく”水を飲む”を意識し、水で流し込む。
3. 飲み込んだあと5分間は、犬のように下を出して息をする。
(後味が残ってるから)
出典: 写真AC
これでちょっとまずさが軽減されました。
毎夜、犬の体温調節のようにハァハァ言う嫁/お母さん。
夫と息子にとったら、さぞ気持ち悪かったことでしょう。
顆粒鉄剤に慣れてきたと思いきや・・・
しかしある時、事件が。
いつものように薬を飲み(*´Д`)ハァハァして、寝床についてから20分後。
突如何ともいえない気持ち悪さに目が覚め、トイレに直行!
詳しくは記述しませんが、
上を下への大騒ぎでした。
ようやく落ち着いたあと、トイレの片隅で最終回のあしたのジョーのようになる私。
(あれって精神的に燃え尽きた説と死んでしまった説があるんですよね?)
恐らく夕食と薬の時間が普段より空けてしまったのが原因だと思います。
※食後の薬は、食後30分以内が目安です。
しかしこの出来事が恐怖になり、ぱったり飲むのを止めてしまいました。。。
錠剤へ・錠剤の上手な飲み方
次の検診で、数値は少し上がっていたものの、まだ正常値に届かず。
先生にお願いして錠剤に変えてもらいました。
クエン酸第一鉄Na錠50mg「サワイ」
フェロミア錠剤のジェネリックだそうです。
フェロミアの味を経験した後だと、錠剤なんていとも簡単に飲めます。
去年、1日3回錠剤を服用しないといけない事態に直面し、
そのときに編み出した錠剤の飲み方は、
1. まず水を飲む
(口、喉を潤し、薬が中でくっつくのを防ぐため)
2. 薬をできるだけノドに近い舌の上にセット
3. ”薬を飲む”ではなく”水を飲む”を意識し、水で流し込む。
ゴクゴクっと音を鳴らすように水を飲む
前は飲んだ後、錠剤がノドにひっかかる感じがしてたんですが、事前に潤しておくと軽減されます。
最後に、貧血と診断されたら
貧血の人ってけっこう多いですよね。
普段は大丈夫でも、妊娠すると正常値に戻るまで指導されますよ・・・。
(もちろん自分のためにも治した方がいいんですが)
一番いいのは食事療法ですが、なかなか効果が表れにくいため、基本的に薬と併用してという形になると思います。
鉄分注射は、今回私は初めて受けました。
特に副作用もなかったです。
打ってる間、何度も看護師さんに「気分、大丈夫?」と確認されたので、合わない人もいると思います。
しかし鉄分注射は毎日か2日置きで病院に通わないといけないそうなんですよ・・・。
ですのでやはり内服薬が主流。
いろいろ不都合もありますが、自分の身を守るためなので続けていくしかないんだな、これが。
今夜も飲むとします。
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