18歳の受験生玲於奈(れおな・♂)と38歳のミサさんとはセで始まりレで終わる関係。美人で優しいミサさんに溺れていく玲於奈だが、実はミサさんの目的は妊娠すること。1人で子供を産み、育てていくことを目的にするミサさんにとって、玲於奈は優秀な遺伝子候補だった。というストーリー。
最終巻となる6巻読んだので、感想書きます!
もうね、早速最終回の感想だけど、よかった!!
でも、でももっと二人のあれやこれやを楽しみたかったのが正直なところ。
物語としては20歳差のカップルが結ばれるところでジ・エンドな訳で、そこから1年後仕事・学業・育児とうまくやってる姿も見られたわけですが、
そこに行き着くまでに困難がもっとあるでしょうが!!
まず高江くんのお母さんですよ。
いきなり最後の方にちょろっと出てきて、チラッと気にさせておいて、なんか知らん間に2人の関係が許されてるぞ、おい!!
高江家の関係的にお母さんが一番ハードルが高そうだったけど、どういう経緯で許しをもらって、あまつさえ赤ちゃんの面倒を見て快く二人っきりのデートさせてあげるまでに至ったのか見届けたかったよ!
そのあたり、子持ちの読者としては気になるわけですよ。
あとね、アイザック兄ちゃんとミサさんの絡み、見たかったなぁ。
お兄ちゃん、どういうテンションで話すの?兄は事情を全部知っている事、ミサさんは知ってるよね?
というか途中、兄ちゃんのフィアンセってことでお母さんを納得させてましたが、その誤解はどうやって解けたん?
もう最後の方、かなり超特急で、私ついていけてません。
置いてかないでよ!!
もうちょっとラブラブになったミサとレオナを楽しませてよ…。
あとさ、19歳になった玲於奈ちょっと老けすぎてない?
落ち着きすぎでしょうが!
30代の新米パパ感、はんぱない。
それでさ、偶然見かけたミサさんを電車から降ろす方法、斬新やなぁ!
まさかの泥棒扱い。
周りの人巻き込みまくりですよ。
そして親切心からミサさんを電車から降ろしたサラリーマン。「この人は僕から大変のものを盗んでいきました。僕の精子です。」なんて言われてどんな顔すりゃえーの?
女の方も「本当です」とか言ってるし。
もうね。疑問の嵐ですよね。一体どうなってるのかきちんと聞かせてもらいたいですよコレは。
そして次の展開ではもうこのサラリーマンいないですからね。完全2人の世界です。
でも分かるよ。恋愛って2人の世界だからね。これでいいんだよ。
そしてクライマックス!
「大人だって無責任なやつがいる。子供だって責任あるやつはあるはずです」
ほんとその通り!!
そして。。。
「もう僕たちのあいだにあるのは、年齢差だけじゃないじゃないですか」
(T ^ T)
タイトルを超えた瞬間!!
あぁ〜この台詞のためのこのタイトルだったのね。
作者考えてたね?
連載始まる前から最後のキメ台詞だけは決定してたね?
全てはこの台詞のための前振りだったのね~。
そしてね、実際問題2人が結ばれて子育てしていくのってどうなのか?って話ですけどね、私は全然アリだと思います。
獣医という仕事がどれだけフレキシブルに勤務できるのか、また玲於奈の大学の忙しさにもよると思うけど、4年制大学なら玲於奈の方が時間たっぷりありそうだよね。卒業前だけ論文で忙しくなるかもしらんが。
となると、育児は玲於奈が主にやってる感じなのかな?
さらに玲於奈兄・母も協力的なようだし、全然ありやん!
むしろ共働き・核家族夫婦よりストレス少ない環境で生活できてるんじゃ・・・?
玲於奈が大学卒業後、新入社員時代にまたちょっと考えなおさないといけないかな。
実際ミサさんが心配してきたより、ずーっとうまくいっているようなラストで本当嬉しい限りでしたよ。
何はともあれよかった!
でも願わくばもうちょっと二人のあれこれを堪能したかったなー。
私の漫画もよろしくね!
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