ボナブロ

アメリカ人夫・2人の息子と大阪在住。限られた人生、やりたいと思ったことはやれる範囲で挑戦していくボナーラの記録です。

【ウユニ塩湖への道⑤】最後の希望は夜明けのウユニ

すったもんだしながら、ようやく辿り着いたウユニ塩湖だが、雨が降らず干上がっていた。

鏡張りの景色はいずこ?!

 

前回まではこちら。

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塩湖、諦めきれず

 

カラッカラの塩湖。

いや、これはこれで感動するものがある。

 

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あっなんか楽しいぞ。

 

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遠近感がなくなる塩湖では、こうしたトリック写真が簡単に撮れる。

ちなみにこのツアーは私・A子・運転手兼ガイドのジャンというメンバーだった。

ベテランガイド、ジャン監督が指導の下、色々おもしろい写真を撮る。

 

しかしお目当ては鏡張りの景色。

雨季でも前日の雨量が少ないと、水がたまらずあの景色が見られない。

ガイドのジャンは日本人が鏡張りを目当てに来るのを百も承知。

なんとか鏡張りを見てもらおうと、車を走らせ水のあるポイントを探してくれるジャン。

ありがとうジャン。

そんなジャンの探し方。

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車の上に登って目視確認。

 

このジャンに姿を見たとき、私たちは鏡張りのウユニを本格的に諦めた。

絶対見えてねぇだろって。

 

と、思いきや

「あっ見つけた!」

と車を走らせるジャン。

視力10.0なん?

鷹の目を持つ男、ジャン。

 

それにしてもすごい、ジャン!

ありがとう、ジャン!

そんなホーク・アイことジャンが見つけてくれた場所がこちら。

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微妙!

 

せっかく見つけてくれたのに、ごめんジャン!

けどただの雨上がりだし!

空と水辺の境界線、丸わかりだし!

地面のタイアの跡とか見えて、ちょっと汚いし!

 

ジャンがもちろん悪い訳でない。

悪いのは天候。

そして如何なる時も太陽を呼び覚ます晴れ女の私。

高校のマラソン大会だったな。最後に晴れ女の宿命を恨んだのは。

大人になっても逃れられないとは。

前世で雨乞の生贄にでもされたのだろうか。

頑なに雨を呼び寄せないのは、その反動なのだろうか。

 

その日はそこで夕日を見た。

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キレイだけども!

どうしても気になるタイアの跡。

捨てきれないモヤモヤ感。

鏡張りでの夕焼けならもっとキレイだったんだろうなぁ・・・。

 

もはや鏡張りの亡霊に取りつかれているといってもいいA子と私。

 

ツアー終了後その足で再びツアー会社へ行き、翌朝3時出発のサンライズツアーへ申し込んだのであった。

 

サンライズツアー

 

雨は夜に降ることが多く、夜明けは水が残っている可能性が高い。(ジャン情報)

サンライズツアーの方が鏡張りの成功率は上がるそうだ。

 

デイタイム・サンセットツアーの後、すぐに夕食と睡眠をとり、深夜3時発のサンライズツアーへ参加することにした。

(今、振り返ると20代の体力すげえ)

 

ご飯は美味しそうな匂いにつられて、チキンとリャマの炭火焼を食べました。

リャマはとにかく固くて、私もA子もチキンの方が好み。

ごめん、リャマちゃん。

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3時間ほど睡眠を取り、サンライズツアーへ!

道中、明らかに昨日より水が溜まってる!

 

これは期待できるのではないか・・・?

 

そしてポイントへ到着。

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ええ感じやん!

 

本当言うとまだ水が足りなくて若干塩面が見えるけど!

境界線のこととかも少し置いといて!

無理矢理自分たちを納得させるこの際!

そうした意味を全て含んだ上でのええ感じです。

それでも昨日と比べると、水量が増えていたので参加した甲斐があったと言える。

 

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喜びの「炎」(TIMのオマージュ)

改めて言うが標高は富士山ばりなので、炎の上担当(A子)はまあまあ息切れする。

ほんで水面でのA子の影は消えて若干心霊写真っぽくなっとる。

ちなみに分かりづらいので、ウユニ塩湖で命のポーズはオススメしない。

 

夜明けを待つ間は、極寒。

ヒートテック、ダウンジャケット装備も、歯がガチガチ震えるほど寒い。

しかし日が見えてくるにつれ、ジワジワ暖かくなってくる。

 

そして、ついに夜明け!

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自分史上めでたさNo.1の正月。

こんなめでたい新年かつてあった?

お正月にウユニ塩湖で日の出を見られるなんて、なんだかとてつもなく良い1年になる気がする!!

(※いたって普通の1年でした。)

 

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↑若さを感じる写真。

落ち着き払った青春時代を過ごした私だけど、こういう写真を見ると確かに私にも20代ってあったんだな、と思える。

 

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無事プチ鏡張りを見れホッとしたのたか、夜明けを待つ間が寒すぎたのか、私はこの後、発熱した。

夜行バス出発までホテルで仮眠を取ったが、まだ気分がすぐれず夜行バスでも爆睡で目を閉じたと思ったらラパスに着いてた。

A子も疲れてよく眠れたらしい。

これは本当に幸いで、同じバスに乗ってた旅行者いわく、バスなのか?ジェットコースターなのか?というすさまじい揺れっぷりで、8割がたお尻が座席から浮いているような凄まじいドライブだったらしい。寝ててよかった。

 

そしてよく寝たためか体調は絶好調。

最終日のラパスでは、おみやげ買いに走り満足のまま旅を終えた。

 

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こういういい感じの写真は全部A子提供です。

私は写真のセンスというものを母の胎内に置いてきたので。

 

~ウユニ塩湖への道、これにて完~

 

 

 

おまけ:鏡張りのベストシーズンとあるといいもの

私たちがウユニ塩湖を訪れたのは年末年始。

この後、別の友人が2月にウユニ塩湖に行っていて、写真を見せてもらったんですけど、それがもうテレビで見たような鏡張りでした!

私たちが行ったときは、ちょっとした水たまりぐらいの水位だったのですが、友人はふくらはぎまでの水位だったそう。

(ツアー会社で長靴を貸してくれます)

 

雨季でも1月後半~2月がベストシーズンだそうです。

狙えるなら、ぜひこの時期をオススメします。

それでも結局天候次第なので、やはり日程に余裕を持ってウユニに張り込むのがベストですね。なかなか難しいけど・・・。

 

持ち物について。

日焼けや寒さ対策はよく言われているので周知されていると思いますが、意外なところでヘアミストです。

 

日中の強い日差し、乾燥した気候、そして塩分を含んだ空気のため、髪がどえらい事に・・・。

それはそれはガッシガシで、ちょっとした針金でした。

今は保湿と紫外線予防を兼ねそろえたケア用品もあるので、次行くなら絶対持っていきます!

 

 

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