ボナブロ

アメリカ人夫・2人の息子と大阪在住。限られた人生、やりたいと思ったことはやれる範囲で挑戦していくボナーラの記録です。

【クアラルンプール旅行】おいしくて1人でも入れるレストラン

JGC修行の一環で、1人弾丸旅行で訪れたマレーシア クアラルンプール。

 

楽しみにしていたのは何といっても食事!

マレー系、インド系、中華系など様々な人種、宗教、文化で生まれた独自の食文化。

クアラルンプールで訪れた、美味しくて一人でも入れるレストラングルメを紹介します。

 

 

ロティカヤ

 

マレーシアで有名なのは、カヤトースト

カヤジャムと呼ばれるココナッツミルクのジャムを、サクサク系の薄切りトーストにはさんでいます。

サクサク系の薄切りトーストにカヤジャム、そしてテタレと呼ばれるめちゃくちゃ甘いミルクティーの朝食が定番です。

 

私もカヤトーストは大好きで、今回のクアラルンプールで絶対食べようと思っていました。

しかし今回、カヤトーストを上回る至高の朝食を発見!

 

それがこちら。

ロティカヤ

ロティカヤ

手前のクレープのようなものが、ロティチャナイと呼ばれるインドの朝ごはん。

モチモチっとしてて、小麦の風味豊かでおいしいです。

ロティカヤは、トーストではなくこのロティチャナイにカヤジャムがたっぷり塗られてあります。

このお店ではカレーが2種ついてきました。(右奥の赤い方はとても辛い)

カヤの甘さ、カレーの辛さで永遠に食べられます(笑)

真ん中のドーナツは、ワサというインドの具入りお惣菜系ドーナツ。

サクサクでこれもカレーに合います。

飲み物はもちろんテタレ。

値段は全部でRM60(200円)!

 

モノレールのKLセントラル駅高架下のお店で食べました。

朝からすごく賑わってました!

KLセントラル(モノレール駅)高架下

KLセントラル(モノレール駅)高架下

にぎわう店内

朝から大賑わい

 

バクテー(肉骨茶)

 

バクテーというのは豚の骨付き肉を漢方やハーブで煮込んだ料理。

発祥はマレーシア説とシンガポール説とあるようですが、港町で働く労働者のためのスタミナをつけるための朝食だったようです。

マレーシアのマジョリティは、マレー人でイスラム教徒が多いです。

イスラム教では豚肉がご法度。

バクテーは、中華系マレーシア人が生み出した料理で、バクテーのお店では中華系のスタッフばかり。

お店では中国茶や中華の副菜も食べられます。

シンガポールは胡椒が効いたスープ、マレーシアは醤油ベースのスープが主流のようです。

 

新峰肉骨茶(Sun Fong Bak Kut Teh)

1974年創業、クアラルンプールでは老舗のバクテー屋さん。

アクセスしやすく観光客にも人気ですが、ローカルも多く訪れます。

エビオムレツ

エビのオムレツ

肉骨茶

肉骨茶

色んなお肉が入ってます

ホルモン系も色々入ってます

油のノッた部位、ミノや小腸などホルモン系もミックスされて入ってました。

不要な人は、骨付き肉だけで注文もできます。

 

見た目はハードな感じで、漢方っぽい香りもするのですが、スープはとてもスッキリ。

滋味深いお味。

白飯も追加し、スープと一緒に食べると本当に朝ごはんにピッタリです。

お肉は、塩気の強いタレにつけていただきます。(ニンニクや唐辛子もお好みで)

肉用のタレ

肉用のタレ

 

このお店は、汁なしのドライバクテーやシンガポール風バクテーも置いてました。

食べたかったけど、オリジナル以外は2人前~の注文になるので断念。

バクテー

エビオムレツ(エビいっぱいでおいしかった!)

白飯

冬瓜と竜眼(ライチみたいなフルーツ)入り黒糖フルーツティー

以上頼んで、RM49.40(1280円)でした!

 

地図はコチラ

 

 

興記肉骨茶(Hing Kee Bakuteh)

こちらは少々メインエリアからは離れてしまうのですが、ローカルに人気のバクテーが頂けるということでやってきました。

交通にはGrabタクシーを使用。

 

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肉骨茶

肉骨茶

ご飯と野菜炒め

サイド

中華系の味付けでおいしい。野菜炒めは、レシートで「油菜」となってました。

 

左側は揚げパンを切った油条というもので、バクテーに合うと聞いて注文しました。

が、私にはちょっと重かったですね(夜9時ごろだった)

このお店でも季節のフルーツティー「涼水」が頂けます。

写真忘れましたが、ここでも竜眼が入っていて、黒糖かさとうきびかの素朴な甘さでおいしかったです。

 

バクテーは通常の骨付き肉に加え、ミノを入れてもらいました。(stomachで通じた)

パクチーが合う!

到着日に空港からタクシーを飛ばして行ったお店で、日本時間では夜11頃。

機内食もたらふく食べて胃が疲れ気味でしたが、優しいスープが胃に染みわたりおいしく頂きました。

お肉もやわらかでおいしかったです。

 

全部でRM30.20(780円)でした! 

 

実はバクテーを初めて食べたのは、大阪のお店。

 

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今思えば、このお店のバクテーはシンガポール風にあたると思います。

マレーシア風は、醤油味が強くより中華に近いように思います。

バクテー、2日連続・夕食と次の日の朝食に食べましたが、全く問題ないですね。というか毎朝これが食べたい。

 

 

◆ナシカンダル

 

クアラルンプール内を巡回する無料(!)バス、GOKLバスがあります。

お腹もいっぱいであてもなくにGOKLバスに乗っていた時(なんせ無料なので)、たまたまローカルで大行列ができているお店を発見。

店の外まで伸びる行列

すごい行列!

RESTORAN KUDU BIN ABDUL。

後から調べてみると、インド系のカレー、マレー系のカレーが融合した「ナシカンダル」のお店でした。

ナシカンダルを営むのは、インド系イスラム教徒のマレーシア人だそう(インドはヒンドゥー教徒が多いです)

 

お腹を空かせたタイミングで再訪すると、4,5人しか並んでなかったのでチャレンジしてみました。

色々なカレー・具材が陳列

色々なカレー・具材が陳列


前の人のオーダー方法を見ていると、白飯の上に自分の好きなカレーや具材をお店の人に乗せていってもらっていました。

ちょっと緊張しながら、適当に目についたものを指さしながらオーダー。

カレーはお店の人のさじ加減なのか、適当に何種類かかけていました。

 そして完成したのがコチラ!

ナシカンダル

すごいビジュアル

左奥がフライドチキン、オクラと真ん中が何か分かりません。

チキンはすごく身がつまっています。

カレーがかなり辛い!でもおいしい!

甘いミルクティー、テタレで口直ししつつ、サラサラっとカレーを食べてしまいました!

汗が噴き出して止まらなかった。

 

真ん中のものは食べてもやっぱりよく分かりませんでした。

外側は固く、中から白い柔らかい身が出てきてそれだけ食べましたが、正解かな・・・?

貝かなぁと思ったけど何だろ。見た目イカっぽいですけどね。

 

お店によってカレーの種類やブレンドが異なるらしく、それもまたナシカンダルの醍醐味だそうです。

注文から最後まで謎料理だったのですが、クセになる辛さでまたチャレンジしたい!

 

テタレとナシカンダル

テタレも一緒に

ナシカンダルとテタレで確か600円ぐらいだったかな。

 場所はコチラ。

 

一人旅だと屋台や買い食いで済ませてしまいがちな私。

でもせっかくの旅行、一人でもレストランでおいしい食事を楽しみたいですよね。

また暑いマレーシアでは、お店で涼んで体力温存をするのも時に必要かと思います。

 

クアラルンプールは外食が盛んで、一人でも気軽に入れるお店が多かった印象でした。

まだまだ食べれてない料理もあるので、マレーシア再訪したいです!

 

クアラルンプールのマッサージもおすすめです♪ 

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