「25年後のセックスアンドザシティ」(原題:Is There Still Sex in the City?)
原作とドラマは全くの別物。
原作は著者キャンディス・ブシュネルが週刊誌に掲載していたコラムだそう。
ドラマはそれを元にした完全オリジナル。
サマンサやミランダはドラマでのオリジナルキャラクターで、あのとにかくキラキラしたNYの世界観もドラマならではのもの。
かくいう私もドラマにどハマり!
独身を謳歌するサマンサが、育児疲れしたミランダの赤ちゃんを世話する回が神。
それでも主人公キャリーと著者キャンディスは近いものがある。
原作は、ドラマのキャリーのナレーションを聞いている感じだった。
35になり、アンケートの35~40のくくりに入るのがショック~!!と嘆いてい彼女が60になる!
全部読んでの私の感想は、
離婚や病気、お金のこと、そして死。
どうしても避けて通れない問題もあるけど、20歳そこそこのメンズに迫られたり、アプリで知り合った人と会ったり、全然まだまだいけるんやん!と希望が湧いてくる。
離婚して独身になったキャンディスや女友達は田舎のビーチに引っ越し、そこで集まったり、飲んだり楽しそう。(これある意味理想の老後じゃないか・・・?)
ここで私が気に入った文を紹介しよう。
「マーゴがかつて「正しい」とされていたあらゆることー仕事をし、結婚し、子どもを産み、家を守るために仕事を辞めて収入を失い、子どもたちの世話をし、子ども中心のライフスタイルに伴う果てしない務めを果たすことーに身を投じてきたというのに、なんにも残らなかったこと。一方、家族の伝統やしきたりにとことん抵抗してきたサッシーと私は、大丈夫だということ。」
私の頭の中は
こんな感じで子供より断然自分のこと(やりたいことや趣味、仕事)を考えていると思う。
そんな自分に罪悪感を感じたこともあるけど、これでいいんだと思えた。
そしてめちゃくちゃ嬉しい事に!!
アメリカでは「25年後のセックス・アンド・ザ・シティ」のドラマ化プロジェクトが始動!
(本書訳書あとがきより)
キャストは今のところ未発表だけど、オリジナルの4人は難しいか?
キャストが一新されても絶対見る!
生きる楽しみがまた1つ増えた~!