最近「専業主婦が無職とみなされ、年金減額?」というニュースのせいか、
男女平等についての議論がネット上で熱いように感じます。
ネットの掲示板を徘徊してて多く感じるのは、
「都合のいいときだけ、女を利用する」
「男女平等を振りかざし、自分が好きなことだけやって、苦手なことはあなたがやってねという態度の女。」
など、過剰に権利を主張する女性への批判。
ドキッ。
はい、それは私です。
思い当たる節は大いにあります。
そしてその矛先は夫なのです。
妊娠・出産という女にしかできない一大イベントを経て、再び迎えた妊娠期間。
口にこそ出さないけど(いや、出してたかも?)
私だけが身体に負担をかけて、まるで1人で子供を作ったような思いがあったように感じます。
そしてそれを盾に取り、
「私はここまでやってるんだから、あなたもこうしてよ、ああしてよ!そうじゃないと平等じゃねぇだろうが!オラ!」
と、チンピラヤクザよろしくの態度で過剰に要求していたように思う。
※画像は関係ないですが、大好きだった新喜劇のチンピラのローテーショントークです。(関西人以外にどこまで浸透しているかは不明)
出典: https://dizm.mbs.jp/title/?program=shinkigeki&episode=47
生物としての構造が違う以上、女にしかできない事もあれば、男にしかできない事もあるのにね。
そして男と女がいないと子供はできません。
平等とは、夫婦とは何なんでしょうか?
男と女は、性差から将来への考え方・周囲の環境など異なる文化で育ってきています。
それに加えて、それぞれ実家の家族という所属グループを持ち、実家の家族には独自の文化、ルールがあります。
いわば異なる文化的背景を持つ男と女がペアになり、新たなグループ=新しい文化を形成していくクリエイティブな作業が夫婦になることだと思います。
そこで衝突や妥協を繰り返しながら、手探りで一から形を築いていくのだから簡単な訳ないんですよね。
自分の出身の文化(実家の家族)をベースにする事も多いけど、見本にはなるとは限りません。
取り巻く社会情勢・流行によって文化は変化するものだし、違う文化圏出身の相手にとってそれがベストだとは限らないからです。
トライアンドエラーを繰り返しながら、夫婦それぞれ腑に落ちる形を追求していくしかないんですよね。
常識や他の文化を持ち出しても、結局は当事者である夫婦が良しとするかが決め手になるので、夫婦それぞれ心地いい文化でないと意味ないんでしょうね。
常識的でも正論でも、どちらか一方に負担がかかってしまうような文化では、きっと長くは続かないのではないのだと思います。
私自身、夫の気持ちに気を配ることに疲れ、
「もうあいつのことなんか気にしてられない!何事も自分優先でいったる!」
と息巻いてた時期もあったのですが、やっぱり夫の笑顔が見れないと何かつまらないんですよ。
時に怒髪天を衝き、こいつほんまシバきたいと思うことも多分にあります。
(夫もいっぱいあると思う。)
しかし怒りが喉元過ぎると、いいところも思い出したりして、夫の笑顔にほっとする自分もいるんです。
せっかくの10連休中、というか元号が令和に変わったおめでたムードの5月1日から、夫婦喧嘩勃発していた我が家であります。
お互い声を荒げ、息子は泣き出し(ごめんよ・・)阿鼻叫喚の地獄絵図。
衝突やエラーはきっと避けられませんが、喧嘩は本当に無意味(断言)
連休を3日ほど無駄にしてしまった感があります。
過去のブログ記事を読み返してたら、2018年の大晦日から正月から喧嘩してました。
ほんとどうしようもねぇな。
令和は英語で「beautiful harmony」と訳されるそうな。
初日からさっそくハーモナイズドできてませんが、令和こそbeautifulな夫婦文化圏を築きたいものです。
というか令和の間にできなかったら、もう無理。
新喜劇つながりで、この夫婦大好きです。
出典: https://www.scoopnest.com/ja/user/shinkigeki1/64263283215045017