ボナブロ

アメリカ人夫・2人の息子と大阪在住。限られた人生、やりたいと思ったことはやれる範囲で挑戦していくボナーラの記録です。

ロストバゲージでようやく届いた荷物を開けたら、惨事が広がっていた。

こんばんは、ボナーラです!
今日はちょっと腹立つことがあります!!


アメリカ人の義弟夫婦が日本に遊びに来ています。
サンフランシスコ→関空の直行便に関わらず、まさかのロストバゲージ
航空会社の手違いで、預け荷物が成田に行ってしまったらしい。


その荷物がようやく我が家に到着しました。
スケジュール的には、
1/1弟家族、関空到着
1/2関空から連絡(荷物の送り先の確認等)
1/3AM荷物着
で2日遅れで到着。


余談ですが、
ロストバゲージで対応した関空の職員の方と、英語でうまくコミュニケーションが取れず(弟夫婦は日本語はからきし)
「あなた達を空港で待ってる人はもういないから、私がホテルまで送ってあげる。」
と職員さんに言われて言われて、弟夫婦は混乱


恐らく今思えば職員さんは、
「荷物は待っててももう出てこない。我々が日本の滞在先まで届けます。」
てことを言いたかったじゃなかろうかと。。


ロストバゲージなんてよくあるだろうに、それぐらい英語で説明できるようにしといてくれー!
まぁ旅行慣れしてない弟夫婦が勘違いした可能性も否めませんが。


ていうか怒りポイントはそこではない!


ようやく届いた荷物をあけると、

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お分かりいただけただろうか。

 


クッキーが粉々になって、荷物内で散乱。。。
このクッキーは、弟夫婦がお土産に持ってきてくれたコヨータスというメキシコのお菓子。

油脂がラードで、ザクザク・ポロポロ食感のクッキーに蜜がはさんであります。
主人も私も好物なのだ。


そしてお決まりのアメリカ政府からの手紙入り。
要約すると、
「荷物開けて中身チェックしたよ☆テロ対策だからね。
   なんかも問題あればここに電話してね。(電話番号書いてる)」


もちろん弟夫婦はボロボロこぼれるクッキーを、包みもせずに、直にスーツケースに入れたりしていません。
つまりこの手紙を入れたアメリカ人は、


わざわざビニール袋に入っている包み紙を取り出し、


さらに包み紙の中からクッキーを取り出し、


取り出したクッキーはそのままスーツケースに直入れ、

 

という暴挙に出たようです。
意味が分かりません。


おかげさまで、クッキーの粉は着替えを侵略。

寒空の下、ベランダでスーツケースの中身を全て出してお掃除。

着替えは全部洗濯しました。

大げさかもしれないが、
正義の名の下に、何をしても許されるアメリカの闇を見た。
日本で同じことが起きれば、もっと問題になってるんじゃないかな。


ていうか思い出した。
アメリカで、日本人の友達との別れ際、手紙を渡した(手紙は封をした)。
友達は手紙は帰国してから読もうと、預け荷物に入れたそうな。
帰国後スーツケースを開けると、ビリッビリに破られた手紙ハケーン。

 

手紙の中身を確認するため雑に開けられてたんだそうな。
もう10年も前のことです。


ちなみに「荷物あけたよ★」の紙に書かれてある電話番号にかけてもたらい回しにされるらしい。(夫・談)
着替えがクッキーまみれになった事に、アメリカ政府が誠実に対応してくれるわけないけどさ。

 

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何枚か無事だったコヨータスはおいしく頂きました。


ザクザク食感の生地に、きび糖の蜜が入っていて美味しいです。
元はメキシコ北部ソノラ発祥ですが、今はメキシコ全土に広がったお菓子。


メキシコで見かけたら、ぜひ♪
アメリカ経由で帰国の際はご注意を!!