ボナブロ

アメリカ人夫・2人の息子と大阪在住。限られた人生、やりたいと思ったことはやれる範囲で挑戦していくボナーラの記録です。

【出産を控えた妊婦さんへ】お産の痛みはこうしてそらそう!実体験から学んだ陣痛を和らげる方法。

これから出産を控え、赤ちゃんに会えるのが楽しみな一方、陣痛の痛みに恐怖感を持っている方も多いかと思います。

助産師さんの話では、痛みに対する恐怖は痛みを増幅させてしまうそうです。

 

私も初産のとき、痛みを和らげる方法を色んな本を読んだりネットで調べたりしました。

2度の出産体験から、「これは効果あった!」と実感した方法をお伝えしたいと思います。

 

  

なぜ恐怖心があると痛みが増すのか?

これはトコちゃんベルトを考案した助産師さん監修の本で得た知識。

体は緊張状態だと痛みを感じやすくなるのだそうです。

 

例えばダラーンと力を抜いた状態の手ギュッとにぎった状態(力が入った状態)の手。

それぞれ反対の手で、手の甲の皮膚をつまんでみて下さい。

 

図

左:リラックスした状態 右:緊張した状態 ☆部分をつまむとどちらが痛いか?

ダラーン状態の手は痛くないのに、ギュッとにぎった状態の手は痛いんです!

 

不安や恐怖を感じると身体は無意識に力が入ってしまいがち。

そして体に力が入っているとより痛みを感じやすくなるので、意識的に全身の力を抜いていくことが必要です。

 

体の力を抜く方法3つ

陣痛の役割を知って落ち着くこと

 

私もそうだったのですが、陣痛では今までに感じたことのない痛みを感じて最初はパニックに!

パニックになると全身に力が入り、余計に痛い辛い!

 なのであらかじめ陣痛の仕組みを知っておくことが大事だと思います。

 

まず陣痛はお産をする上では欠かせないもので、陣痛が弱いままだと赤ちゃんは自力で生まれてくることはできません。

陣痛とは子宮の収縮によって起こるもので、強い陣痛は赤ちゃんを押し出す力となります。

 

陣痛が強くなってくるとビックリするかもしれない・・・!

でもそれは赤ちゃんを産むための大切なサポートで、赤ちゃんとの対面の第一歩である事を忘れないで!

落ち着きを取り戻しましょう。

 

できるだけ息を吐く

人間、息を吐くときに、体の力が抜けてリラックスしているといいます。

 

陣痛が始まったらとりあえず長ーく息を吐くことに集中するのがいいと思います。

息を吐ききった後は、本能から自然と息を吸うように体はできているそうです。

 

とにかくゆっくりじっくり長く息を吐くようにします。

これは助産師さんから教わりましたが、息を吐くときに「スーッ」とか「フーッ」とか声を出してみるのもオススメだそうです。

※ただし小さい声の方がいいです。大声は体力を消耗させます。

 

同時に頭のてっぺんからつま先まで身体を緩めていくようなイメージをするとより効果的です。

 

また実感として、息を吐く・体をじっくり緩めることに集中すると、陣痛の痛みから気をそらす効果もありました!

 

呼吸はいきなり意識しようとすると難しいので、普段から気を配っているといいと思います。

呼吸法が重要になるマタニティヨガも機会があればぜひオススメです。

 

痛みを受け入れる

これは今回、2人目出産で編み出したオリジナルの技です。

 

陣痛は一定間隔を置いてやってきます。

何もない状態→陣痛→何もない状態→陣痛、この繰り返しです。

 

陣痛が進むと、何もない状態のときも落ち着かず、

「あぁ~~また次の痛いやつがやってくる~怖いよ~逃げたいよ~。」

というような心境になってきます。

 

でも「怖い。逃げたい。」と身構えていると、痛みに追い打ちをかけられるというか、もうやられっぱなしのような状態になってきます。

 

それよりも、「出てこいや!」と開き直って次の陣痛を迎え撃つ方が、不思議と痛みがマシになる気がしました。

どうせ来るものは来るのでね・・・。

 

そいういえば漫画家の田房英子さんも、自身のエッセイで痛いときはドMの人になりきって「あぁ~これ好きなやつ~♡」と思い込むと痛みが和らいだとか。

 

 ↑こちら、漫画家 田房英子さんの妊娠~育児エッセイです。

非常にリアルで生々しさもあるので賛否両論ですが、私は心を動かされる事が多かったです。

 

ちょっとした心の持ちよう次第ですが、陣痛は必ずいつか終わります!

痛みから逃げるより受け入れた方が痛みが和らぐというのが私の実感でした。

 

 参考にした本

 

冒頭でも触れましたが、私が参考にした本はこちらです。

 

 

 妊娠中から産後、母乳をよく出すための体操がメインの本ですが、それ以外でも出産の心構えや呼吸法からおすすめの入院グッズ・バースプランの具体例など。

非常に細かく解説されていますので、初めての妊娠の指南本としてもオススメです。

 

初産のとき、目から鱗の情報も多くてとても重宝しました。

 

 

そして何よりこの本の特徴は、「妊婦は頑張らなくていい」ことを伝えるために書かれていること。

もし妊娠生活が辛いと感じている方がいれば、ぜひ読んでほしい一冊です。

 

最後に

陣痛はやっぱり痛い。

(稀ですが、全く痛くない人もいるそうです。)

 

でもこれから出産を迎える人に、必要以上に「痛い」「怖い」のイメージを持ってほしくない。

できるだけ自分がリラックスできる環境を整えて、のぞんでもらいたいと思います!

 

あとこれを言っちゃうと元も子もないのですが、出産にこだわりを持ちすぎない方がいいと個人的に思っています。

 

セレブ(って言い方古いか?インフルエンサーってやつ?)のキラキラお産がフィーチャーされますが、やはり命がけの作業なので緊急事態も起こることもある。

そもそも汗・血・その他もろもろ出たりするので、そんな素敵なもんじゃないと思うのです。

こだわると逆にそれがプレッシャーになったり、叶えられなかったときに落胆したり。

 

どんな分娩になっても子供を産むことには変わりありません。

過度な不安や恐怖、期待やこだわりを持たずに、もっとお産が気楽に捉えられればいいと思います。

 

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