ボナブロ

アメリカ人夫・2人の息子と大阪在住。限られた人生、やりたいと思ったことはやれる範囲で挑戦していくボナーラの記録です。

コロナ渦、アメリカ帰省する?入国や陰性証明書、現地の自粛はどうなる?結果断念しました。

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2週間ほど前から、春休みアメリカ帰省したい!と夫が言い出し、色々調べたり話し合ったりした結果、断念することになりました。

夫は今腑抜けています。

事の顛末やなんで辞めたかなど書き記していきます。

 

 

夫から突如「アメリカに帰りたい」

3月上旬、夫から春休みの間に「子供たちを連れてアメリカに帰りたい!」申し出。

夫の両親が3月中旬にコロナのワクチン接種を受けられることが決まったらしい。(計2回のうち2回目の接種)

 

最後に帰省したのは昨年の春休み、およそ1年実家に帰っていない。

 

お正月休みにも帰省の話が出ていたのだけど、断念した経緯があった。

日本帰国後の2週間自粛、アメリカ入国には陰性証明書が必要など色々懸念事項はあったのだけど、一番は義両親の感染が怖かったこと。

 

義父は職場で受けたコロナの重症化リスク検査(名称あってるか分かりません)で、重症化しやすいことが判明。

もし万が一、私達がウイルスを媒介してしまったら、という可能性を考えて断念した。

 

そんな義父と義母も3月中旬にコロナのワクチン接種が完了できるという。

 

急なことでうろたえつつも、どんどん成長していく孫を両親に会わせたい気持ちは痛いほど分かる。

よし!検討しよう!という事で急遽色々調べた。

 

アメリカ入国、日本帰国のハードル

調べると、普段の旅行とは主に以下の事が異なる。

 

アメリカ入国時

・72時間以内に受けた陰性証明書提出

・入国後2週間の自粛

 

日本帰国時

・入国72時間以内に受けた陰性証明書提出

・入国後2週間の自粛

・公共交通機関の使用自粛

 

高額なPCR検査証明

 

どちらも入国の際、PCR検査で陰性だったことの証明が必要。

アメリカは咽頭検査でも唾液でもどちらでもOK。

 

日本で英文の陰性証明書を発行してくれるクリニックは限られている。(クリニックの一覧が米国大使館のサイトにありました。)

調べた限り、大阪で一番安いところで、1人2万円!!!(泣)

2歳未満の検査証明書は不要で、私達夫婦と長男の証明書が必要なので、これだけで6万円の出費。たっか。。。

 

ちなみに一番便利な関空での検査は1人4万円・・・。しかもビジネス利用者しか受け付けていないようだった。(どうやってそれを証明できるのか不明だけど)

 

対してアメリカは現在、誰でも無料でPCR検査を受けられる体制が整っているらしい(義両親情報)

別途、証明書作成費用はかかるかもしれないけど、この差は何なのか。

 

両国での2週間自粛

入国してから外には出られないけど、一番の目的は孫を見せに行くことなのでOK。

義両親も完全リモートワークなのでクリアできる。

 

日本帰国後もさらに2週間の自粛が待っている。仕事の休みをとったり、息子たちの保育園に行くのを遅らせたりと対応することにした。

 

公共交通機関の使用自粛

アメリカから日本に帰国すると、国内線の飛行機、電車やタクシーといった交通機関の使用禁止を求められている。

大阪在住の私達は、大阪着の直行便を利用するか、または東京着だとレンタカーを運転して帰ってこないといけないらしい。

 

こうした決まりがあるのに、航空会社のチケット検索では通常通り成田乗り換えのチケットを案内してくるから要注意だ。

(最近ANAのホームページを見ると、チケット販売できる状態だけど搭乗お断りすることあるよ!みたいな注意書きが追加されていた。)

 

検査が先か?航空券が先か?

幸いJALマイルが貯まっていて、大人1名、子ども2名分のチケットをマイルで交換できそうだった。

私と子供たちの航空券はマイルで、夫の航空券(約15万)は購入することにした。

 

そこで問題になってくるのが検査と航空券購入のタイミング。

PCR検査はアメリカ到着の3日以内。つまりギリギリに受ける必要がある。

当然だけど、もし陽性だった場合、飛行機に乗ることはできない。

そうなるとチケットがパァになってしまう。

 

考えた末に、先にPCR検査を受け、陰性が確認できた時点でチケットを購入することにした。

簡単に言うと下記の感じ。

 

木曜日:PCR検査を受ける→陰性確認後、チケット購入

金曜日:陰性証明書の受け取り

土曜日:日本出国、およそ12時間後アメリカ入国

 

利用するクリニックではPCR検査後、15分ほどで結果を教えてくれるらしい。

(ただ陰性証明書の発行は翌日になる。)

陰性が分かった時点で航空券を購入しよう。

そうすれば万が一誰かが陽性だったとしても、6万円の検査費用の出費だけで済む。

 

このことを決めたのが火曜日だった。

 

一晩で航空券代が・・・

翌日水曜日、チケット代が変わっていないか調べてみる事にした。

すると・・・なんとチケット交換に必要なマイル数が爆上がりしてるではないか!

 

手持ちのマイルで、大人1名と子供2名分のチケットをカバーできたのが、大人1名と次男の分のチケットしか交換できなくなった・・・。

 

嫌な予感を感じながらも、夫と長男の航空券をチェック。すると2名で約60万になっていた。(もちろんエコノミーだよ!)

 

┐(゚~゚)┌オテアゲ

 

さすがに2人分で60万円はきついよねって事でアメリカ帰省断念しました。

チャンチャン

 

まとめ

リスクを考え最初は気乗りしなかった私も、調べている内に行く気になっていたので何とも残念な結果になってしまった。

 

直前で航空券の値段が上がるのは知ってたけど、1日でここまで変わるとは舐めてましたわ・・・。

 

今になって思うのは、マイルのチケットは先に抑えておいたらよかった。(手数料はかかるけどキャンセルしてもマイルは戻ってくるので)

 

子どもがかわいい仕草を見せる度に、孫に会えない義両親の事を思うと胸が痛む。

 

ワクチンが行き渡ったとしても2,3年は気軽に渡航は難しいかもしれない。

次のチャンスをうかがっています。