およそ10年近く前なのですが、アメリカに留学していました。
その時、かねてからやりたかったスカイダイビングにチャレンジ!
私の初めてのスカイダイビングの思い出話をさせておくれ。
スカイダイビングは突然に
以前から、スカイダイビングはやってみたいと思っていました。
でも特に自分から情報収集するでもなく、まぁ機会があればといった程度。
しかしチャンスは突然訪れる!
留学中のアメリカ人の友人から、「今度スカイダイビングするけど、一緒に行かへん?」とお誘いが。
「行く行く!」と二つ返事で乗りました。
ちなみに私は高い所が苦手なのですが、ジェットコースターはまぁ大体大丈夫。
イヤなのは、机やイスの上に乗って電球変えたりとかハシゴ上ったりとかです。
私は基本的にどんくさいのですよ。
なので自分自身のバランス感覚が一番信用できなくて、機械にまるっとお任せのジェットコースターの方が断然安心できる。
スカイダイビングも、初心者はインストラクターと繋がれた状態で飛ぶので全部お任せ!
とは言っても人生初のスカイダイビング。
前日はドキドキしてなかなか寝付けませんでした。
Skydive Arizonaへ
場所
私が住んでいたのはアメリカの南西部アリゾナ州。
メキシコまで車で1時間でアクセス可能な南の町、ツーソンに住んでいました。
そのツーソンから北に車で1時間、エロイという町にあるスカイダイビングセンター「Skydive Arizona」で体験しました。
体験費用
私含め5人で参加で、みんな初体験。
誘ってくれた友人が、予約したり車も出してくれたりと、本当に助かった。
参加費用は、インストラクターと一緒に飛ぶタンデムライド(初心者用)と写真・DVD(CD-Rに焼いてくれた)で、合計US$300ほどだったと記憶しています。
今、改めてホームページを見てみると、タンデムライドの基本料金はUS$199。
基本料金に専用のツナギやゴーグルのレンタル費用も含まれています。
平日割引、学割、3人以上のグループ割などUS$10~30のディスカウントがあります。
写真またはビデオ撮影はUS$99
写真・ビデオのセットはUS$125
恐らく私が体験した頃と変わってないですね。
写真・ビデオは今はUSBメモリに保存したものをくれるようです。
詳しくはこちら。
https://www.adventuresinskydiving.com/home
私のときは、インストラクターとは別にカメラマンが一緒に飛んで、写真・DVDを撮ってくれました。
他のブログを見ていると、カメラマンはおらずインストラクターが自撮りする写真撮影もあるようです。
それだとUS$50ほど安いようですね。
当日のスケジュール
講習
↓
誓約書にサイン
↓
順番待ち
↓
ダイブ!
ざっくり言うとこんなスケジュールでした。
講習は、着地はインストラクターに任せるため足はなるべく上げる事とか、高血圧、心臓疾患、妊娠中だと参加できないけどないよねー?みたいな内容だったと思います。
そして「体験で何かあっても訴えません。」てきな誓約書にサイン。
スカイダイビングに限らず、海のダイビングやパラグライダー体験なんかでもある形式的なものですが、やっぱり重みがありますね。
誓約書にサインすると、一気に不安や緊張感が出てきて、みな表情が暗くなる。
運悪くこの日は強風の時間帯があり、ダダ下がりのテンションのまま、結果的に約5時間待ちました(地獄)
センター内に飲食店や売店(お土産屋やスカイダイビンググッズを販売)があり、一通り見たり、軽食を食べたりして過ごしました。
(それでも5時間は長いよ!)
売店のお兄ちゃんはとても気さく。
「どのインストラクターと飛ぶん?」と聞かれ「まだ分からん。」と言うと、
「ジャレッドはクレイジージャンパーやで。あと○○○はすぐお客さんに手を出して、○○○なんてこないだ・・・」と個人情報出しまくり。
同僚にしたくない選手権No.1やな。こいつ。
苦笑いで対応しながら、US$30でゴーグルを購入。
ゴーグルはレンタルでもついてくるんですが、あまりいいやつじゃないらしいです。
「ダイビング中の景色を楽しむためにいいゴーグルを買っといた方がいいらしい」という友人(初心者)が仕入れてきた情報につられて購入。
景色うんぬんは分からんが、結果的に写真映えしたからよかったかな?
(レンタルのやつはちょっとダサかった。)
そして、いよいよ風がいい感じになり、ダイビング体験がスタート!
レンタルのツナギに着替えて、セスナ機へ移動。
10人ほど乗れそうなセスナ機で上空まで行きます。
高度もリクエストできるそうですが、結局何mまでいってもらったか忘れちゃったな。
風も普段より強めだったし、初心者ばかりなので普通でお願いしたと思います。
ツナギに着替えると、誰にどのインストラクターがつくか案内されてました。
ん?
ジャ・ジャレッド・・・!
噂のクレイジージャンパーやないか。
その後、ジャレッドと対面。
TRFのSAMさんを彷彿とさせる外見で、以降脳内で「EZ DO DANCE」が流れ続ける。
とりあえず「ノークレイジーでどうぞよろしく。」と伝えると笑ってました。
クレイジージャンパーの異名は、過去に何百回と飛んでるからであって、クレイジーなジャンピングスタイルという意味ではないらしい。
ほっ。よかった。
いよいよダイブ!
セスナまではトラックの荷台に乗せられて移動。
もう後戻りはできないぜ・・・。
セスナに乗り込み、上昇開始!
一緒に乗り込んだカメラマンが、セスナ内でも写真を撮ってくれました。
身体はガチガチ震える!
でもなぜか変に饒舌になり、笑顔になる。
後から写真を見返すと、満面の笑みでビックリした。
グループで順番に飛び降りていく。
さぁ、いよいよジャレッドと私の番。
どうやって飛んだかは、もう覚えていない。
私のタイミングかジャレッドのタイミングか忘れてしまったけど、
セスナから飛んでしまえば、もう恐怖は吹き飛んだ!
脳内にアドレナリンが分泌されるのが分かる!
不思議な感覚!
下から風圧が凄すぎて、かろうじて目を開けている状態。
途中、目の前に玉のような水滴が現れたんだけど、私のよだれでした。
(汚くてすまん)
風で皮膚が全て上へ持っていかれる。
目も吊り上がって、ほとんど開けられないのですが、写真のため、がんばって開けてピース!
顔がお見せできなくて残念ですが、研ナオコのモノマネする清水アキラみたいになってました。(”夏をあきらめて”は名曲だよね。)
研ナオコ vs 清水アキラ ものまね 「夏をあきらめて」🎤#研ナオコ #清水アキラ #ものまね
でも間違いない!!
これは楽しい!
ジャレッドがパラシュートを開くと、ゆっくり降下。
ようやく景色を楽しむ余裕が出てきます。
アリゾナの田舎、何もないけど。
そして着地。
飛んでるのはわずか3分ほどでしょうか。
でも一気にテンションMAX!!!
ジャレッドありがとう。
ジャレッドのおかげで無事、地上に戻ってきたよ。
究極のつり橋効果で、ジャレッドに恋をしました。
それが今の旦那です。
というのは嘘です。
でもあれは絶対惚れてまうと思う。
最後に
いつかやりたいと思っていたスカイダイビング。
アメリカで達成できてよかった!
とても楽しかったです。
もう一回やるか?と聞かれたら、多分やらないです。
とりあえず待ち時間が長すぎた。
緊張と不安が入り混じる5時間はしんどかったです。
あと急降下するので耳がめっちゃ痛くなります。
アドレナリンが切れてきた頃に耳の痛さに気付きました。
でも人にはすすめる。
もしやりたい気持ちが1mmでもあれば、やった方がいいです!
アメリカに比べると割高になりますが、日本でもできるようです。(5万ぐらい)
近場の海外だと、ハワイやグアム、サイパンでもできますし、ビーチなら景色もよさそう。
あとDVDはその後見返すことがなかったので、個人的には不要でした。
はじめは不要って言ってたのに、カメラマンがちゃっかり撮影してて、ダイビング後に営業をかけてきたんですよ。
ダイビング後はハイになってて思わず買ってしまったのだ。
友人と特に示し合わせた訳でもないですが、みんな失禁対策に替えのパンツやタオルを持参してて笑えました。
無事みんなお世話になることはなかった・・・と思う。