拝観料も払えたし、いよいよ鈴虫寺の説法です。
前回までのお話
受付で拝観料500円の支払い、前回購入したお守りを返納。
そしてお座敷へ通されます。
部屋の前には、たくさんのガラスケースがあり、そこにはたくさんの鈴虫!
虫苦手過ぎて絵すらもかけません!
鈴虫寺が鈴虫寺たる由縁は、鈴虫をたくさん飼っているから。
昔、鈴虫の音色を聴いて悟りを開いた住職が、この美しい音色を一年中聴けるお寺にしよう!と思ったのだとか。
部屋の温度管理を徹底し、真夏も真冬も鈴虫の音色を楽しむことができます。
お茶とお茶菓子でおもてなしを受けます。
時間になるといよいよ住職の説法(せっぽう)が始まります。
説法とは仏教の教えを分かりやすく説明すること。
鈴虫寺の説法、一部を切りとると・・・
盛ってないです!
お笑い芸人、はたまたMCのうまいアーティストのライブに来たかのよう。
おもしろくて引き込まれるし、分かりやすい!
同じことを語るにしても、面白くして人の興味を引くことは大事だな、とつくづく思いました。
印象に残ったのは、今年すっかりお馴染みとなったこの漢字について。
粛むは、「つつしむ」と読み、
例えば新年のあいさつに、「つつしんで新年のお慶び申し上げます。」
誰かが亡くなると「つつしんでお悔やみを申し上げます」
など本来は「礼儀を持って」や「丁寧な態度で」といった意味なのだそう。
外出自粛のストレスで、家族と喧嘩したり、コロナ離婚なんて言葉が出てきたけど、
本来の意味通り、身近な人にこそ「つつしんだ」態度で、丁寧さをこころがけよう!といったお話でした。
つまり・・・
戦いの火蓋は切られた!
— ボナーラ@好きなもの熱く語れる程度の英語力 (@bonara11) 2020年7月7日
昨夜より夫と何も喋らないキャンペーン実施中です。
過去記録は58時間。記録塗り替えなるか?
あー腹立つ。
こんな事をしている場合ではないのですよ。
説法の後で、お守り(300円)を購入できます。
このお守りで1つ叶えてほしい願い事をお地蔵さまにお祈りするのだ。
わらじを履いたお地蔵さま、家まで叶えに来てくれるから現住所と名前を忘れないで伝える事!
ちなみに家族や友達のお守りを買うこともできます。
もらった人は、京都の方向へ願い事をお祈りするといいんだって。
すっかり雨も上がり、美しい庭園を散策して帰りました。
帰りはバスで門倉町まで行き、歩いて「嵯峨野湯」というカフェでランチ。
ここは銭湯を改装したカフェで、お会計が番頭だったり、ロッカーがあったり、所々名残が見られておもしろい。
お目当てはこちらのお豆腐パスタ!
サラダ、豆腐、パスタ、ドリンク付きのランチセット1550円。
私、豆腐めちゃ好きなんだぁ。豆腐はいつだって私に優しい。
濃厚でなめらかでおいしかった~。豆乳仕立てのパスタソースもフワフワの肉団子もおいしかった~。やさしいお味。
パンケーキもいったろうかと思ったけど、ダイエットの副作用ですぐにお腹いっぱいになってしまい断念。
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予期せぬトラブルもあったけど(自分が悪いけど)、無事お礼参りと説法を聞けてよかった!
「粛」の字はよく目にするけど、自分で書くことがまず無くて、これ書き順どうなってんのってなった。
第二派が怪しくなってきてぜひ!とは言えないけど、とてもいいところです。