ごくたまのイベントでしか着物を着ない私目線の訪問着レンタルの注意点。
今回は着付け・ヘアセット編です。
訪問着レンタル編はこちら。
着付け
気付き:ぽっちゃり系でもタオルは必要
日本人の体型に合わせた着物は、寸胴体型の方が似合うとはよく知られたこと。
わがままボディのお嬢さんは、寸胴体型にすべくお腹に補正用のタオルを仕込む必要があります。
出産の度に貫禄という名の脂肪を取り込んでいった私(さながら魔人ブウ)。
私の意志とは裏腹に、好き放題に下がるパイX2。せせりでる腹。わがままならぬ反抗期ボディ。
反抗期なら反抗期なりに、重力に対して反抗的な態度を取ってほしいものだが、重力にはいたって従順(イラッ)
パイに関しては、もはや重力の奴隷。授乳時の赤子すら惑わすレベル。
なぜか謝ってしまう
そんな私は思っていた。
タオルを卒業する日がきたな、と。
今までありがとうな、と。
ところがどっこい、こんな私の体型でもタオルは必要でした。
なんでもパイが帯の上に乗っかるのがNGだそうで、パイの下にタオル仕込まれました。
ところで私は現在ええチチ(助産師目線で)を蓄えているので、着物には和装用ブラをつける事にしています。
助産師目線のええチチの詳細はこちら。
www.bonablo.com
胸の凹凸があると、着物はキレイに着れないし、着崩れしやすくなってしまうんですよ。
そこで和装用ブラです。
さらしのような機能で、もう哀愁すら漂うほどフラットな胸元にしてくれます。
私は2,000円ぐらいで買ったものを、着物を着る度に使用しています!
大きい胸に人はもちろん、普通の人でも着けると着崩れ感が違うのでオススメ。
追記:着付け師のルカさんid:lucamileagelifeから貴重な情報を頂きました!
補正用のタオルは、粗品でもらうような薄いタオルを多めに用意するのがよいそうです。
高級ふわふわタオルはNGです!
タオルのラインを着物の表面に出さないために微妙な厚さに調節するためだそうです。
レンタルでもお店によっては補正用のタオルを自分で用意する必要があったりします。
また着物を持ち込んで着付けをお願いする場合は、タオルも持っていかないといけないので、薄いタオルを多めに用意しましょう!
着付け中は身体の力を抜く
これは担当してくれた着付け師の方に教わったのですが、着付け中は必ず肩の力を抜いて腕を降ろしておくことが大事だそうです。
特に帯をしめるとき。
私のように他人への気遣いを忘れない親切な方がやりがちなのですが、帯を巻いてもらうとき、着付け師さんがやりやすいように腕を上げてしまいがち。
腕を上げちゃうと、脇のあたりの着物が緩んだ状態で帯を締めるので、着崩れしやすくなるそうです。
あと全然関係ないけど、美容室でのシャンプー台に頭を乗せたり降ろしたりするとき、気遣いで自分で頭を持ち上げる人いると思いますが、あれ美容師側はかえってやりにくくなるそうです(美容師の友人談)
力を入れずにリラックスした状態の方がやりやすいそうですよ!
脱線しましたが、とにかく着付け中に着付け師さんへの気遣いは一切不要!
肩・腕の力を抜いて、腕を下した状態に徹しましょう。
肘は体から離さないように心がける
こちらも着付け師さんに教わりました。
着物を着るときの所作です。
着物を着ているときは、肘を上げないようにしましょう。
肘を上げると着物の袖口が下がり、腕が見えてしまいます。
こんな状態はあまり品がよくないとされています。
それでも、髪を触りたいときなど肘を肩より上に上げたいときありますよね。
そういうときはもう片方の手で、袖口をつまむように抑えましょう。
こうしたちょっとした仕草で美しく見えますよ!
と教えて頂いたのですが、やはり着慣れていないとこれがなかなか難しい。
特に携帯いじったり、写真を撮るとき。気付けば肘が上がり、すぐ腕があらわに。
しかも当方iPadユーザー。
私、誰に頼まれたわけでもないのに、結婚式では事あるごとに真ん前で写真を撮りたいタイプでしてね。
貫禄ある着物姿で、両手でiPadを抱え(画面でかいからスマホより威圧感あるらしい)写真タイムはすかさず前を陣取り、ガンガン取ってました。
誰か品を売ってくれねぇか。
ヘアセット
バックなんてどうでもええんや。大事なのは顔周りなんや。
「訪問着 ヘア」で検索すると、色んな髪型が出てきますが、後ろから撮った写真ばかり。
そりゃ編み込みだったり、シニョンだったり、夜会巻きだったりどれも素敵で迷うとこですが、ぶっちゃけバックのまとめ方なんてほとんど印象に残らない。
それより大事なのは前髪、サイド、トップのボリューム!
要は顔回りをどうするかで顔の印象がぐっと違ってきます。
ここはできればセット前に自分の中で答えを出しておきたいところ。
前髪は、作るのか流すのか、はたまた上げるのか、理想の分け目はどこにあるのか。
サイドは、タイトにするのかちょっとたゆます感じか。
トップのベストボリュームは。
絶対に譲れない分け目が女子にはある!
このあたりをあらかじめ決めておくと、失敗は防げると思います。
私の場合、とりあえず女将感を払拭することに心血を注ぎます。
丸顔が手伝ってか油断するとすぐに頼りになる大女将(30代なのに若女将じゃないの涙)が憑依するので、そこんとこ気を付けてますね。
前髪は8:2で流し、サイドは超タイトで、トップを二等辺三角形になるイメージでボリュームを出してもらうことで、大女将を追い出しています。
いや、もちろん大女将素敵だけどさ。私一応まだ30代だからさ。
それぞれの顔の形や雰囲気によってベストバランスがあるので、見極めて下さいね。
かぶるタイプの服は避けた方が無難
ヘアセットとは少しずれるのですが、素敵にセットしてもらった髪型を崩さないために。
結婚式参列の場合、着物で式と披露宴に出席しても、二次会はドレスに着替えるってこと多いですよね。
そのときのドレスはできれば、前開き(のドレスなんてあるのか?)か背中にファスナーのついたタイプがオススメです。
頭からかぶるタイプだとせっかくの髪型がくずれてしまう恐れがあるのでね(経験者は語る)
まとめ
着付けでは、
・どんな体型でも補正タオルは必要
・着付け中は気遣い不要!
・所作に気を付ける
ヘアセットは
・前髪・サイド・トップが命
・前開きか背中チャックの服を着ていく
最近周りでは第3次結婚ブームが起きてますね。
婚活が功を奏した結婚が多くなってきています。