自分で着付けなんてできないし、着物にはとんと縁が無い私。
しかしスタジオでのお宮参りの写真撮影、結婚式の参列があり、訪問着レンタル・着付け・ヘアセットを続けて利用しました。
めったに着物を着ない私目線の訪問着レンタルの気付きや注意点をまとめます!
着付け・ヘアセット編はこちら。
どこまで含まれているか確認
スタジオ写真撮影では必要なものは全てレンタルできました。
結婚式の参列では式場近くの美容室を利用したのですが、そこで衝撃の事実!
バッグがレンタルには含まれていませんでした。
ゴールドのパーティーバッグを持参していたので、それで代用できましたが、やはり着物には和装用バッグが合うなぁ、と思いました。
和装用バッグは持っていたので、事前に確認して持ってくればよかった!
お店によって全てレンタルに含まれているところもあれば、一部有料だったり、自分で用意しないといけないお店もあります。
例えば、足袋や草履、補正用のタオル、バッグ、髪飾りなど。
髪飾りは美容室で有料で置いているところが多いですね。
また和装用バッグってご祝儀袋すら入らない機能的にはポンコツなやつがあるので、サブバッグは用意しておいた方がいいなと思います
調べてみると、和装用のサブバッグがお手頃価格であるので、次回着用することがあれば購入する予定です。
完全に手ぶらでいいのか、自分で用意するものはあるか予約時に確認しておきましょう。
着物の選び方
希望の色や柄をイメージすべし!
写真スタジオでも美容室でも、どんな訪問着がレンタルできるか事前に知ることができませんでした。
現場での時間短縮のため希望の色や柄をイメージしてから行きましたが、これが結果的に正解でした。
スタジオではイメージを伝えると、現物をいくつか持ってきてくれ、スムーズに選ぶことができました。
美容室では、現物ではなくカタログの写真から選ぶ方式でした。
選択肢が多かったので、イメージしておかなかったら迷って迷って時間がかかってしまったと思います。
ネットの画像検索などで、事前に色や柄をある程度決めていった方がいいと思います。
結婚式のゲストは淡い色、スタジオ撮影ははっきり色がオススメ
友人の結婚式は神社での神前式でしたので、ドレスでなく訪問着にしました。
決して激しい産後太りで手持ちのフォーマルドレスが全部着られなくなったからではありません(泣)
ゲストとしての参列では、花嫁を立てるため淡い色の訪問着が一般的だそうです。
実際、レンタルしたときもピンクや水色、黄色、薄いグリーンやラベンダー、明るいグレーなどを勧められました。
この日は水色をチョイス。
他のゲストは、ピンクが断トツ人気で、黄色の方もいらっしゃいました。
逆にお宮参りのスタジオ撮影では、淡い色より多少はっきりした色の方がおすすめです。
これはスタジオで着付けの方にアドバイス頂いたのですが、淡い色だとライトで色が飛んじゃって、写真ではかなり薄くなって見えるそうです。
はっきりした色味の方が写真映えするそうです。
スタジオ撮影ではオレンジ系ピンクの着物を選んだのですが、確かに実物より白っぽく映っていました。
訪問着も様々な色があるのでシーンによって使い分けが大事ですね。
着物はパーソナルカラーを気にしなくていい?!
ちょっと前に流行ったパーソナルカラーってあるじゃないですか?
その人に似合う色を四季のスプリング・サマー・オータム・ウィンターで分けるものです。
あのカラー診断が好きで、プロの方にも見てもらったこともあるんですが、私ゴリッゴリのオータムなんですね。
肌色は黄みが強くて、パステルカラーのピンクやブルーを着た日なんか「今朝まで飲んでたの?」ってぐらい、どす黒い顔色になってしまうんですよ。
華の二十代、パステルカラーは封印し、ジルスチュアートとか着る友達を尻目にひたすらアースカラーに勤しんでたんですが、やっぱり女子に産まれたからにはパステルカラーって着てみたいじゃないですか。
それで今回、清水の舞台から飛び降りる思いで、いや実際は自分の結婚式でもねぇーし何色でもええわいとばかりに、鬼門である水色を選んでみたのです。
(よく考えると新郎新婦に失礼だな)
同じオータムの人なら分かってもらえると思うんですが、水色とかラベンダーって本当恐ろしい色なんですよ。
ピンクってパステル系以外にもオレンジ系・くすみピンクなど意外とバリエーションあって着れるピンクもあるんですが、水色とラベンダーにはない!
透明感のある色白でほっそりした人にしか許されない水色とラベンダー、素人がうっかり手を出すと大ヤケドなのです。
そんな世にも恐ろしい魔物=水色に自ら突っ込んでいったのですが、
なんということでしょう。
色白ほっそり美人が鏡の中にいるではありませんか(※当社比です)
ハズキルーペ、大好き!
美しい水色は黄みがかった肌を、明るく色白に。
明るいブルーは、顔のくすみやシミまでふき飛ばしてくれているではありませんか。
私が思うにですね、パーソナルカラーって洋服にしか当てはまらないんじゃないでしょうか。
大和撫子たちには、着物は優しく接してくれるのではないでしょうか。
日本人の日本人による日本人のためのものなので、着物って日本人なら割とどんな色でもしっくりくるように出来ているのかもしれません。
着物ど素人の、普段着ない色を着てたまたまイケただけの私がいうのもアレなんですけどね。
まぁぶっちゃけ新郎新婦からしたらゲスト1人の着物が似合ってようが無かろうがどうでもいいと思いますので、こうした機会に今まで遠ざけてた色にチャレンジしてみるのもいいかなと思います。
水色がしっくり来たというのは、自分史上初めての事でテンションぶち上がりでした。
結婚式で友人たちからも、
「着物素敵だね。」
「いい色だね~。」
と褒められましたし。
ん?よく振り返ってみると、着物に対する賛辞ばかりじゃないかって?
いやいや、皆口をそろえて、「貫禄あるね~。」と言ってましたよ!
・・・。
貫禄って何?
まとめ
訪問着レンタルの注意点は、
・レンタルに何が含まれているか確認しておくこと
・あらかじめレンタルしたい着物をざっくり考えておくこと
・結婚式ゲストなら淡い色、写真撮影なら濃い目の色
・パーソナルカラーの壁を超えた色に挑戦もあり
でした!
着付け・ヘアセットでの気付き、注意点はこちら。