俳優のチャドウィック・ボーズマンが癌で亡くなった。
享年43歳、とても印象的な俳優だったのでショック。
でも彼の残した作品がなくなるわけではない!
というわけで今日は漫画をお休みして、アカデミー賞作品賞にもノミネートされた映画「ブラックパンサー」について語りたい!
#WakandaForever pic.twitter.com/RWbmamXmvo
— ボナーラ@毎日夜7時漫画更新! (@bonara11) 2020年8月29日
ブラック・パンサーは、マーベルユニバースの映画の1つ。
ヒーローものと聞いて敬遠する人も多いと思うけど、ブラックパンサーはそれでもオススメ!
何といってもヒーローもので初めて、アカデミー賞作品賞ノミネートの作品なのです。
実話ベースや社会問題を題材にした映画が作品賞ではあがることが多い中ノミネートされたのだ!
それだけ心に響くお話。
あらすじ
物語の舞台はアフリカの秘境ワカンダ王国。
ワカンダにはとても貴重な鉱石があり、この鉱石のおかげで世界の一歩も二歩も先行くテクノロジーを誇る。
しかし他国から目をつけられる事を恐れ、その技術をひた隠しにしてきたワカンダ。
アメリカ始めどの先進国も、ワカンダの事を自然の中で何とか族とかが指揮をとる小国だと思ってる。
けど実際は、とんでもないテクノロジー大国なんです。
この設定だけで胸熱じゃないですか?
ざまぁwwみたいな(何目線?)
そんなワカンダの若き国王ティ・チャラのお話。
(ティ・チャラをチャドウィック・ボーズマンが演じています)
ちなみに監督は黒人、キャストもほぼ黒人。
それでヒーローもん初の作品賞ノミネート、興行成績もシリーズの目玉「アベンジャーズ」を超えたってとこも映画にかぶっていいぜ!
見どころ①黒一点のティチャラと強すぎる女性陣
ブラックパンサーはティ・チャカが国王として成長する物語。
ざっくり言うと人間版ライオンキングですね(USO)
んで主人公のティ・チャラなんですが、とっても甘ちゃんなんですよ。
スキンヘッドの女戦士たちに囲まれ、妹は国一番の頭脳を持つ天才エンジニア、恋人は危険な任務をこなすスパイ。
強すぎる女たちに囲まれのほほんと育ってきたティチャラ。
対する悪役は、過酷な環境で己の力だけで成り上がってきたガテン系で、10人いたら100人が敵サイドにつくと思う。
こんな悪役に感情移入する映画もめずらしいと思う(笑)
でもそんなティチャラがすったもんだあって成長して、ワカンダをどういった方向に指揮していくかが見どころです。
女性陣もそれぞれ個性あって美しくていいんだよー!
見どころ②アフリカ伝統を取り入れた衣装・美術
ブラックパンサーは、アカデミー賞で作曲賞・美術賞・衣装デザイン賞を獲得しました。
ワカンダは最新テクノロジーとアフリカ伝統が混在する国で、自然あふれる中に最新鋭の研究施設があったり、不思議な世界観。
こうしたアフリカ伝統と最新技術がかけあわさったものをアフロフューチャリズムというらしい。
正直、「おい!そこはアナログなんかい!」と思うシーンはちょいちょいある(笑)
んでワカンダ人が身に着ける衣装がとにかく素敵なんだけど、これは実際にアフリカ各国の伝統衣装から着想を得て、現地のアーティストがメインでデザインしたそう。
画像参照:https://www.theverge.com/ https://www.dezeen.com/
美術館に飾られていてもおかしくない、ウットリするような衣装や装飾品を身に着けた長身・小顔のアフリカン美女がたくさん見れて眼福もの。
こういう面では女性にオススメの映画!
今まで見たこと無い不思議で美しい世界観を堪能できるよ。
最後に
若くして癌に倒れたチャドウィック・ボーズマン。
ここ4年ほど、治療と俳優を両立させていたそうです。
自身も病気なのに、難病の子供たちを励ますため病院を訪れたりして、本当立派な人だと思う。(ヒーローがお見舞いにきてくれて、子供たちはどんだけ嬉しかっただろう)
最期は奥さんや家族に見守られながら旅立ったそう。
強く優しいチィチャラに息を吹きいれてくれたチャドウィック。
本当ありがとう!