今から10年以上前、モロッコに行きました。
モロッコはアフリカ大陸の北西部に位置する砂漠の王国。
ジブラルタル海峡をはさんだスペインからはフェリーで渡航できる距離。
そのためかヨーロッパ人がバカンスで訪れ、観光産業が盛んな国でもあります。
アラビア語、フランス語、スペイン語、ベルベル語が話され、土地柄アラブ・ヨーロッパ・アフリカ文化が融合されたような独特の文化を持ちます。
そんなモロッコ旅行、これが私の旅行史上、最も不運が続いた旅でした。
サハラ砂漠の真ん中でデジカメは壊われ、携帯を失くし、謎の高熱に襲われ、セクハラにあい、ATMが使えず現金は底をつき。。。
何より印象深かったのは執拗に金をだまし取ろうとしてくるモロッコ人達
(英語を話すモロッコ人は100%金目当てです)
このモロッコ旅以降、確実に私の警戒心レベルは上がり、その後の海外旅行にも教訓として生きています。
そんな強烈なモロッコですが、
「過去の旅行先でもう一回行きたい国は?」と尋ねられたら、
「モロッコ」と即答する私であります。
その理由はずばり「食」。
さっぱりしたモロッカンサラダ
チキンのタジン鍋
オレンジの生絞りジュース
サボテンの実
ヤギのミルクで作るカフェオレ
日本から遠く離れた土地で、まさかこんなに自分の舌にクリティカルヒットな食べ物に出会えるとは思ってもみませんでした。
そして、なんと大阪にモロッコ人が営むモロッコ料理店ができていた!!
http://lemarrakech.dunetrading.biz/
ル・マラケシュ
531-0076
2017年オープン!
しかも職場の福島駅から徒歩圏内!
なぜ今まで知らなかったのか・・・。
そんなわけで、早速定期女子会の開催場所に!
集合時間よりかなり早めに着いてしまい、1人ノンアルをたしなむ。
カリというノンアルのパイナップルビール。
改めて書いてみると日本語として意味不明だな(笑)
ビール感はなく、炭酸のパイナップルジュースという感じ。
友達が合流して、早速頂きます!
ピタパン
フムス(ひよこ豆のペースト)
ザルーク(ナスのスパイストマト煮)
コレコレ!!この味、一気に10年前の味覚の記憶が蘇る!!
ピタパン、サクサクで小麦の味がして美味。
フムスもナスもスパイシーなのに、何とも優しい味わい。
ラムのタジン
ラムも野菜も、スプーンで簡単に切れるほどホロッホロ。
チキン春巻き
エビのオムレツ
ピタパンは追加でオーダーできます。
オムレツのソースが海老の出汁が効いてて美味。
パンが止まらなくなって、後からお腹パンパンになりました!
お酒はモロッコ、チュニジア産のワインを豊富に取り揃えてある模様。
ツワリの名残かアルコールは飲まなくても全然OK。
でもワインに限っては、たまーに無性に飲みたくなる。
今日の料理とワイン合うんだろうなぁ。
テーブル席には生花が飾ってあり、ロマンチックなお店でもあります。
10年前のモロッコの記憶が蘇った夜でした。
酒が飲めるようになってからリベンジすべし!