ボナブロ

アメリカ人夫・2人の息子と大阪在住。限られた人生、やりたいと思ったことはやれる範囲で挑戦していくボナーラの記録です。

喜びも束の間。私に安らぎは訪れないのか【振り返れば義弟家族がいる】

おはようございます。

ボナーラです。

 

私にとって怒涛の3連休でした

そしてなぜか12日(土)に返るはずだったアメリカ人義弟夫婦がまだ我が家にいます。。。

 

さかのぼる事、1/12(土)。

本来だったらこの日の夕方の飛行機でアメリカへ帰るはずだった。

 

あまり大きな声で言ってはいけないそうですが、弟奥さんの父親は、某航空会社勤務。

そのため航空券をタダで身内(といっても一親等まで)に提供できるそうな。

つまりアメリカ⇔日本をタダで往復できるようです。

一見、羨ましすぎる福利厚生なのですが、メリットばかりじゃありません。

 

航空会社はもちろんお金を払って搭乗するお客様を優先させるらしく、フライトの席に余裕があるときでないと、この特典は使えないそう。

 

前日、当日に搭乗できないことが判明する事も多々あるようで、かなり休みに融通がきく人でないと、この特典は使いこなせません。

(義弟は少々特殊な職業でこのあたりはクリアしている)

 

そして例に漏れず、元々帰国予定だった義弟達の1/12のフライトは満席。

翌日1/13も残り座席が少なく、少々怪しい。

連休最終日の1/14なら、余裕ありそうということで、帰国予定は1/12→1/14に変更。

 

この時点で私の心は少々折れています。

 

土曜に返ってもらって、日曜・月曜はのんびりしようと思ってたのに―。

(だって元旦から来てるんだよー!)

 

そしてようやく迎えた1/14(月)。

なんか、もう私はいいやろ・・・と思っちゃって、空港までのお見送りは夫と息子で行ってもらうことにして、

私は最寄り駅までお見送り。

 

「色々ありがとう!お世話になったねー!。」

「いえいえー!夏休みにアメリカに行くから、またそのときにねー!。」

とかいって、ハグだのほっぺにチューだのアメリカ式挨拶を一通り済ませてお別れ。

 

やれやれ、ようやく帰ってったぜ。

一人家に帰宅して、来客用布団を片付けることもなく、

ソファでボーっとコーヒーを飲んだ。

 

あー私の日常戻ってきたー!

 

刺激も強すぎると、なんでもない日常が恋しくなります。

とにかくこれから家族3人水入らずで過ごせることが嬉しくて、あー夫と息子が帰ってきたら、近所のおいしいお店で今日は晩ごはんにしよう♪なんてワクワク。

 

まだまだ帰ってこないだろうなー

ふと携帯を確認すると、夫から衝撃的なLINEが。

 

「弟がビザカードを家に忘れたから飛行機に乗れない」

 

???!

どういう事??!

 

この時てっきり私は、うちの自宅にクレジットカードを忘れてきてしまって、チェックインできないのだと思っていた。

(航空会社によっては、チェックイン時に決済で使った本人名義のクレカの提示を求められる)

 

「どういうこと?!家にあるなら私、取りにいって空港まで行くよ?!」

と夫に伝えると、あと20分ほどで自宅最寄り駅に着くから、詳しい事情は会って説明するとの事。

 

そして駅の改札で待っていると、夫と息子到着。

そこでまた衝撃的な事実。

 

忘れてきたのはクレジットカードではなく、アメリカ入国に必要な書類。

さらに私たちの家に忘れてきたのではなくて、アメリカの実家に忘れてきた。

これがないとアメリカ入国できない=アメリカ行きの飛行機に乗れない。

 

・・・・。

えっ?!

 

その重要書類はいわばビザのようなもの。

ビザ=VISAクレジットカードだと思い込んでいた私。

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このVISAではない

 

えっ。

てことは本当に今日の飛行機乗れなかったんか(゚д゚)!

 

いや、実は駅で待ってる間、薄々そんな予感がしてたんや。

でも認めたくなかった。

そして最悪のケースがきたら、これだけは絶対夫に伝えようと思っていた。

 

【!!!今日はうちの家ではなく、関空近くのホテルに泊まってもらってくれ!!!】

 

それを夫に告げようとしたその時、

改札から遅れて現れる義弟たち。

 

 

 

一緒に戻ってきてたんかーい((((oノ´3`)ノ

 

 

もうここまで来られたら、ホテルに泊まってとは言えず。。。

関空まで1時間ぐらいかかる)

 

そして結局その重要書類は、アメリカの義両親に日本へ郵送してもらうことになりました。

最低でも3日かかる。

さらに週末のフライトは満席で乗れないだろうから、彼らの帰国は、1週間は伸びることになりそうです。

 

 

チーン

 

 

私は憎い。

いや、別に義弟達は憎くない(多分)

 

自分自身のキャパの無さ、

キャパオーバーなのに歓迎モードを演出しようとする八方美人さ。

さらにそれを最後まで演じきれない未熟さ。

かといって自分の要求を直接伝えられない小心さ。

 

本当に自分の能力の限界を知ることは大事です。

30を過ぎても私はどうやら自分の力量を知らないようだ(涙)

とりあえず、書類が無事届くことと飛行機の空席を願うことにします。